自分のキャパの小ささを認める

私はキャパが小さい。
どれくらい小さいかと言うと、新宿Marble(キャパ150人)くらい小さい。
もしくは渋谷CLUB CRAWL(キャパ200人)くらい小さい。
伝わらないと思うけど、とにかく小さい。

自分がせめて渋谷CLUB QUATTRO(キャパ800人)くらいのキャパがあったらどんなによかったか。
もっと欲を言えば、今は亡きZepp Tokyo(キャパ2700人)くらいあれば。
伝わらない。

キャパが小さいだけならまだいい。
しかし、私は好奇心の塊で強欲なのだ。
入らないのに無理やり詰め込んでしまうのだ。
そして崩壊。破滅。
この繰り返し。

しかも驚くべきことに、自分のキャパの小ささをしっかり認識したのはつい最近のことだ。
マルチタスクが苦手な自覚はあった。
人よりストレスを感じやすい自覚もあった。

でも好奇心が旺盛で、やりたいことがいっぱいあることはいいことだと思い込んでいた。
もちろんいい面もあるけど、結局それに振り回されていてはよくない。

だから、1回自分の箱を空っぽにすることにした。
どれだけ入るか正しく認識することにした。

もちろん、箱が大きくできればそれが1番いい。
でもそれはたぶんすぐにはできない。
だから、まずは入る分だけ入れる。

片付けられない人は、「収納が足りない」と考えて収納用品を買い足すらしい。でも、実際は物を減らすことの方が大事。

まず、物を減らす。
私は物の管理が苦手だ。
なのに物が大好き。
素敵だと思ったものは所有したくなってしまう。
コレクター魂。
物の管理が苦手なコレクター。最悪。
そもそもカバン2個持ってたら1個忘れてきちゃうような人間なのだから、物が向いてない。

今月は訳あって実家にいるが、1人暮らしの部屋に戻ったら捨てる物。
・買う瞬間がピークだった自己啓発本
・着ていない洋服
・ボロボロでゴミを排出し続けるヨガマット
とりあえずこの3つ。

次に、予定を減らす。
私はいつもバイトや友だちとの約束を詰め込みすぎる。
それで疲れ果てる。
とりあえずしばらくは最低限しか予定を入れない。

次に情報を減らす。
私は情報が大好きだ。
あとTwitterが大好き。
他人の意見とか商品の広告とか、刺激がお手頃に次々に流れ込んでくる感覚が最高すぎてやめられない。
本屋さんで自己啓発本の表紙を見ている時とか、脳汁が止まらない。
でも気づかないうちに色々な意見に一喜一憂して心が疲れているし、無駄な買い物にもつながっている。
手始めにTwitterは見るのをやめた。

後は、これは難しいけど、余計な心配事を減らす。
私はまだ私のことで精一杯。
親切にするのは自分に余裕がある時で大丈夫。
自分のことを後回しにしてまで他人を助けてあげる必要はない。
あと他人の機嫌を取ってあげる必要はない。
頭ではわかるけど、難しい。

それで気をつけないといけないのが、1度空っぽにした箱に入れ直す時。
まず最低限必要なものから入れること。
私はたぶん「今この瞬間にやりたいこと」を常に優先してきた。ADHD特有の衝動性ゆえ。
でも、それで今欲しいだけのものでキャパが埋まってしまって、必要なものが入らなくなってしまうことも多々。
それをやめたい。

やめよう。
よし。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?