契約させないという仕組み

前段

義母はよく知らない契約をしている(そして覚えていない)。
最近では高齢者が騙される理由もよくわかるようになってきたくらいだ。

最近だと
・インターネット
・電気ガスのおまとめ
・リフォーム
などがあげられる。どれも詐欺によくあるものだが、義母の場合は幸い詐欺ではなく「普通に契約」しただけだ。

この「普通に契約」というのが曲者で、悪気は特にないが逆にいうとその契約が良いか悪いか考えずに契約をしている。むしろ良い事のように契約をしているのである。

理由は単純で「営業がそう言うから」である。
判断力の低下により、トレードオフを考えられなくなった結果「とりあえず契約しておいた方が良い」となるのだ。まぁわかる。

しかし気持ちはわかるものの、それを続けていては解約の手間もかかるし、いつ詐欺に会うかもわからない。
というわけで結果「契約させない」というのが一番だとわかった。

契約させない技とは

これには二つあって
1. 名義を自分達に変更する
2. 判子などを管理する
の二つが今の所良さそうである

1. 名義を自分達に変更する
まず「名義を自分達に変更する」だが、これはすごく良い。
なにせ名義が違えば契約変更を行うことなどできない。

例えばインターネットだが、今回の場合は昔契約していたフレッツ光から別の業者に勝手に変わっており、インターネットを使わないのに高い月額料金とオプション、及び解約料を支払った。
だがこれは名義を自分達に変えておけば(または早いうちに解約しておけば)防げた事象であった。

他にも電気、ガス、水道やその他月額で支払っているものは全て名義を変更しておく事をオススメしたい。
変なアップセルや場合によってはオプションを新規申し込み契約なしにさせられる場合もある。

2. 判子などを管理する
しかし、新規契約の場合は止められない。
なので水際対策として有効なのは「判子を管理する」という技だ。
多くの新規契約の場合判子が必要になるので、それがないと基本的に契約締結はできないはずである。なのでこういった手段は有効だ。

他方で、シャチハタ印でも良いという契約の場合は、悪い営業が判子を持って入ればオシマイだが、その場合はクーリングオフならびに訴訟問題に発展できるので及第点だろう。

まとめ

というわけで、正直契約したかどうかも覚えてないレベルになると、いかに仕組み化して避けていくかというのがポイントであるかというのがわかる。


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