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絶対やめようと思った仕事を、また頑張ろうと思えるまで

おひさしぶりです。

歯科衛生士としての仕事が嫌で、
半年ほど歯科の学びから完全に自分を遠ざけ、
歯科衛生士として頑張る人たちを
見るのも苦しかった。
(過去の投稿を見ていただけると
かなり心身ともに疲れ切っていたのがわかります)

でもやっと、
本当にやっとまた少しずつ
「歯科衛生士として歩んでいこう。」
そんな気持ちが芽生え始めました。

学びにも「自分のペース」が必要なのだなと実感。

歯科衛生士として
働くことが嫌になっている人だけではなく
他職業でも

  • モチベーションが下がった

  • やりたいことが見つからない

  • 今の仕事が楽しくない

  • 生きるのもしんどい

そんな悩みを抱える人にも
私の実体験と、乗り越えた過程をまとめたので
参考になったらなと思う。

1.やりたいことはとりあえずやる・聞く・調べる

歯科衛生士以外で
自分は何をやりたいのか。そんな疑問を元に

  • 調理師

  • フードコーディネーター

  • デザイナー

  • ヨガインストレクター

  • アーユルヴェーダセラピスト

  • YouTuberなど

今の自分が気になる働き方や職種について

  • 実際に体験

  • その職業の人の話を聞く

  • その職業を調べイメージ

どれも楽しそうだからという理由で手につけてみたが
体験・見聞きしたからこそ「やりたくない」部分も見えてきた

そんなことを繰り返しているうちに
自分の得意不得意が分かってくる。

どんな仕事においても
全てが楽しい事ばかりではなく
苦手な部分がある
のだと
なんとなくは分かっていたものの
自分が体験する事で、より実感することができた。

なんだかんだ続けてきた歯科衛生士の良さを
逆に感じられるようになってきてしまい

それならば
歯科衛生士として

  • 何が苦手

  • なぜ苦手

  • どうしたら良くなるか

と考えて、
それをゲームのようにクリアしていくのも
ありなんじゃないかと思えた。

やりたいこと・気になっているものが他にあるならば
とりあえず始めてみる。

そうすることで、
新しく始めたことが続けたくなるかもしれないし、
むしろ今までやってきたことの良さを
感じることもある。


2.仕事を頑張る・楽しむ土台は
自分に備わっているか

これが一番大事。
仕事を頑張るための
身体・心づくりは備わっているだろうか?

精神科医の樺沢先生の
「精神科医が見つけた3つの幸福」にて、
幸福には3つ種類があり
手にする順番が決まっているらしい。

  1. セロトニン的幸福(心・体の健康)

  2. オキシトシン的幸福(つながり・愛)

  3. ドーパミン的幸福(成功・お金)

『精神科医が見つけた3つの幸福』(樺沢紫苑 )より「3つの幸福」

今回の私の「仕事を頑張る・楽しむ」という目標は
「ドーパミン的幸福(成功・お金)」

人間関係をうまくするための
「オキシトシン的幸福(つながり・愛)」
となり、それらを手にするためにはまず

「セロトニン的幸福(心と体の健康)」を手にしなければならないのだ。


-仕事をこなす体力を手に入れるため
運動(週2回 30分〜1時間)

疲れていると患者さんや職場の人の感情を
受け入れる気力もなくなり、
落ち着いて判断できず、結果相手に振り回され
落ち込みやすくなる。

週に2回、一回30分〜1時間の運動を取り入れることで
疲れにくい身体に変化した。

実際に…

・ピラティス(月曜)
 -背骨を整える(姿勢の改善・自律神経安定)
 -筋肉をつける(体力がつく・体幹の安定)
 -マインドフルネス(今に集中・仕事中余計な不安をすることが減り、
  目の前のことに真剣に取り組むことができるようになった)

・ヨガ(木曜)+毎朝3分
 -ストレッチ(リラックス効果・自律神経安定)
 -筋肉をつける(体力がつく・体幹の安定)
 -マインドフルネス(今に集中)
 -ヨガ哲学(相手のためにできることを探せる)

4月の運動予定日

-栄養(たんぱく質・ビタミンB)を意識して摂る

3食自分が食べているうち
3大栄養素である

  • 炭水化物

  • たんぱく質

  • 脂質

のうち、明らかにたんぱく質の摂取が少ないと
初心者ながらではあるが感じたため、

・たんぱく質
 不足すると体力、免疫力、思考力低下

・ビタミンB
 たんぱく質はビタミンB(とりわけB6・B12はたんぱく質の分解、合成に不可欠)が不足すると代謝することができず体内で利用できない

を意識し、仕事へ持っていくお弁当やおやつとして
食べるようになった。

一日の体の疲労感が、
過去よりも改善。

ビタミンBは、サプリメントに頼っているので
今後は食品からも摂取し、
栄養学についてももっと深く学びたいと思っている。


-睡眠時間の確保・自分を労わる時間を設ける

オリンピックに出ているスポーツ選手も
毎日四六時中体を鍛えているわけではなく、
うまく休む方法も知っている。

私自身も、睡眠時間を削って
朝4時台に起床し勉強していたこともあるが
ただ身体と脳が疲労していく一方であり、
むしろよく睡眠をとり、
リラックスする時間を設けていた方が
モチベーションが持続することに気づいた。

  • 7時間は最低でも寝る

  • お風呂場で頭と耳のマッサージ

  • お風呂から出たあと体のマッサージ

  • 落ち着くBGMを流しながら日記を書く

  • 寝る前1時間前は電子機器を見ない

  • 寝る前に好きな香りのボディークリームを塗る
     (私はAesopの柑橘系の香りが好きです)

など、
睡眠時間を確保することはもちろんだが
自分にとってホッとする
ご褒美のような時間を意識的に設けることで
心地よく1日を終え、寝られるようになった。

-バレットジャーナルで体調管理

毎晩寝る前に5分ほど

  • その日のメンタル

  • 運動(ピラティス、ヨガを行ったか)

  • 睡眠時間

  • その日にやったこと

  • 気付き

  • 今後やりたいこと

を管理している。
体調管理を継続できているかを把握できるだけではなく
自分を客観的に見ることができ、
どんな時に不調がでるかも把握。

また考えていることを
紙に言語化することで、頭の整理にもなる。

毎日書けないよ…と思うかもしれないが
書けない日があってもいいだろうし
私自身も飽きっぽい性格で今日まで続けられたのは
「とりあえず1行だけ」と思って書いていたから。

1行だけのつもりが、
結局長文書いている。笑
(コロナ感染時は書ける気力なし)

実際の体調管理の記録(4月は睡眠の記録を変更します)

使用しているバレットジャーナルはこちら


3.コロナで10日間の長期休暇

初めてコロナに感染し、
10日間の自宅療養を行うことになった。

働かないで、
家で過ごすものいいなと思っていたが、
いざ10日間働かないでいると、

確かに人間関係のに悩むことなく
平和に過ごせてはいたが、

何も日常に変化がなく、
メリハリがなく、
あんなに楽しかった休みの日も
楽しく感じられていなかった。

仕事をしていることで、
生活リズムが整い
頭と体を使うことで、程よく疲労を感じることでよく眠れる。

むしろある程度の悩みがあることで、
それを解決しようと
ゲーム感覚で働けるのは、
楽しいことだったのだと感じることができた。

大変な仕事ではあるけれど、
働くからこそ「今週も頑張ったぞー!
休みは何しようかな〜ご褒美に〇〇しようかな」と
休みが楽しく充実することに気づいた。、


4.「歯科」のやりがい

医療である「歯科」。
歯科を学んだことがある人、働いたことがある人は
感じたことがあるかもしれないが

「歯」は本当に大切。


大切な人たちにもっともっと
「歯」の大切さを知ってほしい気持ちは
ずっと変わらないし、

学んだことを、患者さんに還元できるのは
とてもやりがいのある仕事である。

まだまだ知識、技術(コミュニケーション、施術)がないために
思うようにできなくて落ち込むこともある。

しかし、成長するには
長い歳月が必要。
すぐに上達できるものではない。

少しずつ、自分のペースでいいからコツコツと努力して


今はタネを植えて、芽が出たばかりではあるけれど
雨風や寒暖に耐えながらも、
大地に根をはり、幹を太くし、しなやかに
上へ上へと伸びていく。
いずれは、さまざまなものを守れる
「大木」のような人に私はなりたい。

・・・

自分が仕事を楽しめない、
好きなことを見つけられない
そんな気持ちから、行動してきたものをまとめてみたが

とりあえず
家で「何もしない時間」を過ごしてみるだけでもいいと思う。

そしたら何かを「やりたい」衝動が出てくる。

無理に頑張る必要はない。

あとは
「睡眠・運動・食」は大切。

とりあえず自分が気持ちいと思える運動を
15分からでも初めてみると、
終えた後の、体の軽さを体験できる。

そこから週2回くらい運動できると
体力がついてきて、
何かをスタートできる気力や
集中力が生まれる。



実際まだまだ課題はある。

だけれど、たくさん悩んで、
自分なりに考え、行動してきたことで
新たな気付きもあった。

どんなに辛い経験も、
きっとそれは自分に必要な経験だから
起こりうるものなのだと思う。

ここまで読んでくれてありがとう。
そんなあなたも、自分らしく楽しく
働ける日が、生きられる日が、訪れますように。

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