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歯科衛生士の、私が使う。「歯のケア用品」





歯科衛生士になって、早7年。

「手先を使う仕事がしたい。」
「誰かに喜ばれたい。」
「安定した医療職に就きたい。」
「生物学が好き。」
「食べるのが好きだから。」


なんて理由で、よく分からぬまま
この仕事をはじめましたが、

来院される患者さんと出会うたびに
歯の大切さには気付かされる毎日。


そんな訳で、自分の口のことには
尚さら敏感です。

色々あるオーラルケアの中かから、
日常使うことにした、選ばれしケアグッツたち。

誰かの参考になったら嬉しい。

※amazonのアフィリエイトリンクを貼っております。
収益目的で書いたわけではなかったですが、
ここから手にとってもらえたら、励みになります。



現役、歯科衛生士の私が使う
「歯の、ケア用品」


⒈「フロス」

Oral Care の「フロアフロス」
汚れを絡め取りやすくて、1番好きですが、
高いので、GCの「ルシェロフロス」


歯と歯の間が狭い人は、
waxありがおすすめです。



論文だと歯を磨く前に使う方が、良いみたい。


⒉「洗口剤」

ある程度汚れが落とせる人&
口臭が気になる人におすすめ。



あくまで洗口剤は補助用具なので、

歯ブラシとフロスは絶対!

その上で使って欲しいですが、
汚れが付着しにくくなる&爽快感もあるので
モチベーションが低い人にもいいかもしれません。


HABIT(習慣)という言葉を商品名に入れているくらいなので、
毎日の使用がおすすめですが、
実際私は、口臭やプラークが気になる時に使っています。

こちら歯科医院専売品なので、
手に入りにくいですが、もし見かけたらぜひ。
(amazonには販売がありました。)



⒊「電動歯ブラシ」


電動歯ブラシを使いたい人、
短時間で磨きたい人におすすめです。


手用の歯ブラシなら、
歯茎の状態や、ブラッシングの圧力によって
人それぞれおすすめが変わるので、
歯科衛生士か、歯科医に直接相談がいいですが


万人ウケしそうなのは
「タフト24」のMS。
(下にリンクあり)

大学病院で、たくさんの歯ブラシを試した結果
1番汚れが落ちたというエビデンスもあります。
値段もかなり安い。
(amazonなんかでも買えます。)

ブラシ圧が強くない人は、
もう少し高くてもよければ、
GCの「PROSPEC(ヤング)」も◯


⒋「歯磨き粉」


歯周病より虫歯リスクの高い人は
「check up standard」

6歳未満の人は
「check up kodomo 」

がおすすめです。

1450ppmは国内で販売できる最高濃度のフッ素量。
6歳未満は🆖で、

・1.5〜2cm使う事
・大さじ1杯程度の水でゆすぐだけ
・その後30分は飲食うがい を控える
・1日2回以上使用が望ましい
・特に就寝前!


を守って使用してください。


・・・

歯医者へ定期的に通っていただくことはもちろん。
(出来れば腕のいい歯科衛生士・歯科医師の元がいいな。)


セルフケアはもっと大事。
歯医者はたまに行くところだけれど、
毎日のことだから。




高齢者のアンケートでは、
「人生で後悔していること(健康部門)」
で、1位にランクインしたのは
「歯を大切にすれば良かった。」 だったみたい。


口って食べ物の入り口。
そして歯の痛みは耐えれるようなものじゃない。
再生できるものでもない。


生きる上で気にかけて欲しい体の
大切な一部なんです。



「口は災いの元」っていうけど、
その通り。口は全身に繋がっている。


熱く語ってしまいましたが、
「予防」の偉大さが、伝わってくれたら。
歯に興味を持ってくれたら。と思います。



いつかは、地元で
信頼できるドクターと共に働いて
大切な人達の歯を守ってあげられたらな…。

なかなか叶わぬ夢だし、
なんども嫌になる仕事なんですけどね。

でもこの仕事を選んだことには、後悔していません。

「次も見てくれませんか?」

「あの歯磨き粉買ってみたよ!」

「とっても気持ちよかったよ!こんなに丁寧にやってもらったことないよ!」

「痛くなかった。」

「こんなにリラックスできたのはじめてです。」

身に余る患者さん達の言葉と、

言葉には出さずとも、口腔内が指導をきっかけに綺麗になってきたり、色んなライフステージの方と関わって、歯とは関係ないことも学ばせてもらったり。

自分の不甲斐なさを感じたりしながら、
なにとなく続けている毎日です。

ま、これからも無理はしないし
「頑張る」って言えるほど、
頑張ってないと思うけれど、
面白いと思ったことは素直に夢中になりたい。

そんな感じで、明日もゆるっとやってきます。


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