小学校での光景を見て思ったこと。
今日はムスコさんはフリースクールの日。
フリースクールの日も毎日朝制服を着て、
連絡帳を持って学校に行くことを日課にしています。
住んでいる地域は集団登校が基本なので、
集団登校が苦手なムスコさんを1人歩いて行かせるのはNGと学校から言われて、
毎日朝送っている訳なんですが、
今日もいつもと同じように靴箱でムスコさんを待っていたら、
入学したての1年生が体操服を着て運動場に向かっている光景に出会いました。
『1年生小さいなー。かわいいなー。』
と初めは思って見ていたのですが、
先頭にいた先生はずっと、
「二列に並びなさい」
「早くして」
「喋らないよ」
「1年生だからできるよね」
って言っていて…ふと、
『あぁそうか。学校に通う間、子どもたちは何回こんなことを言われるんだろう』
と思ったらなんか泣けてきてしまいました(T-T)。
例えばご飯をゆっくり食べたくても、
発見したものをみんなに知らせたくても、
今はまだ難しいことがあったとしても、
学校の中ではなかなかそれにゆっくり向き合ってもらうことは出来ないんだよなーと思ってしまって…。
もちろんその先生が悪いわけではないし、
スムーズに学校生活を送るにはそうせざるを得ないことがあるのも分かる。
分かるけれども!!
なんか苦しくなって。
その後担任の先生と一緒に降りてきたムスコさん。
「昨日フリースクールで椅子を修繕したって嬉しそうに教えてくれたんですよ!」
「なかなか出来ない経験だからすごいなー!よかったなー!」
とムスコさんに伝えてくださって、
なんか…
もうみんながそれぞれに特別支援教育が受けられたらいいのに!!!
(ムスコさんは特別支援学級在籍で、先生も支援級担任の先生なので…)
…と思ったりしました。
あまりのギャップに…。
学校、改革して行かないといけないんじゃないかなー。
子どもたちの個々の学びや育ちにもっと、
国はお金と力を使ってほしいなーと考えさせられた光景でした。
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