大月宏美/まなびデザイナー|これからのくらしとまなび

《7世代先の子どもたちのために今日できること》 青山の小中高校生がつどう寺子屋で、それぞれの個性に合わせた自立のサポートをしてきました。2019年に長野に移住。子育てという壮大なアートをわかちあうための親子のまなびの場「仮)あさまのシューレ」を現在妄想中。1歳+4歳兄弟の母。

大月宏美/まなびデザイナー|これからのくらしとまなび

《7世代先の子どもたちのために今日できること》 青山の小中高校生がつどう寺子屋で、それぞれの個性に合わせた自立のサポートをしてきました。2019年に長野に移住。子育てという壮大なアートをわかちあうための親子のまなびの場「仮)あさまのシューレ」を現在妄想中。1歳+4歳兄弟の母。

最近の記事

変わらない価値観と共に、次の一歩を

2015年にnoteを開設し、最後の更新からもう3年以上が経っているという驚きの事実!その間に第一子が生まれ、仕事に復帰し、東京から長野に移住し、第二子が生まれて10ヶ月(今ここ)。30代の人生のジェットコースターっぷりは半端ないですね。 ここ長野の大地にしっかりと根を張ってくらしたい。そう思っていた時に、この「じぶんはたらき方講座」に出会いました。自分の中にあるものを社会にアウトプットしよう!今の等身大の自分でも、誰かのやくに立てるかもしれない!そう思わせてくれる参加者と

      • 生きている実感

        出産予定日まで、あと100日となった。妊娠して、自分の中でどんな変化があったのかを、少しinner-tripしてみたい。 で、どうなのか?一言で表すのは、到底難しい。初めてのことで、ワクワクする期待と、そして不安とが微妙に入り組み合っており、それはまさに次々におそってくる感情の波のようだ。 ただ、その中でも一番自分の中で大きく締めている何かは、“生きている、実感”である。33年間生きてきて、今ほど生きている、生かされているということを体感したことはなかったように思う。

        • もたないくらし

          最近、昔からの友達に会って話題になるのが、うちの家のシンプルさだ。「もう、キレイすぎてびっくりするよー。」と褒められるのだが、なんだか自分的には釈然としない。キレイというよりも、モノを増やさないようにしているだけなんだけど・・・と反論したくなってしまう。 しかし、どうやらこのモノを増やさないというのは、自分の特技であり美意識であるということに、まわりからの反応でようやく気がついてきた。それにしても、なぜこのようなスタイルになったのか。友人からもきっかけは何かと尋ねられるが、

        マガジン

        • わたしという人
          2本
        • 子育て
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        記事

          野山を駆け巡る、フリーレンジな子育て

          これまで、仕事で小学生から高校生までの子どもたちの成長は見てきたが、幼少期の育て方については、知識が皆無である。そんな中、目に飛び込んできたのが、この「フリーレンジ」という子育て。 ん?電子レンジに入れる必要がない?という意味かと思ったが、もちろん違う。「フリーレンジ(Free range)」というのは、欧州ではすでに一般的になっている概念で「放し飼い」を示す言葉だそうだ。なんとも探していた価値観にぴったりである。 日本でいう「森のようちえん」のようなものらしいが、なんと

          いつ移住する?

          いずれは、実家のある福岡に移住したい。なんとなく、こう考えていたが、どうやら本気で考えるときが来たらしい。 ベビちゃんが、おなかにやってきてくれたのである。 移住を考えるときの理由の一つとして大きかったのが、子どもが小さいときは田舎で育ってほしいという思いだった。こんな思いがあるのも、自分自身が田舎で育ったことが、今の価値観に大きく影響しているからであろう。 双方の祖父母は、農家。両親が共働きだったため、いつも祖父母に預けられ、物心がついたときには既に一人で畑や山で遊ん

          これからのくらし

          スリランカを旅したとき、紀元前に栄えた王都アヌダープラをたずねた。あまりガイドブックにはのっていないが、素敵な場所がある、といってドライバーのサマンが連れて行ってくれたのは、巨大な岩石が重なり合うように積みあがる遺跡であった。ここは、紀元前から僧たちが瞑想をする場所であったらしい。僧たちが座る場所には、わずかにくぼみができている。 ここに2000年以上の間、どれほどの僧たちが静けさを求めてここへやってきたのだろうか。そこに、人の生と死の輪廻転生を垣間見た気がした。そして岩た