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2023.12.25~

株価の上昇には、業績=株価と言われるように、業績向上が鍵を握っています。

よく、ニュースで、今期の業績が上振れしたので、株価が上昇しています。などと表現される事が多いと思います。

そこで、その業績向上を先に知れたら?
株価が上昇する前に、株を購入する事ができます。
そのヒントが、IR(自社の経営状態や財務状況など投資判断のよりどころとなる情報を投資家や株主に提供する、企業にとって重要な活動)・適時開示情報・上方修正や配当修正などがあげられます。

企業にも、一定程度癖があり、適時開示情報を発表するタイミングが毎年同時期という企業も中にはあります。
そんな企業を抜粋していこうというのが、今回の記事であります。

こちらが、例です。

2022年9月5日に、上方修正した企業です。
翌年にも、同時期に発表をしました。

結果、株価も上昇しました。

今回は、2023年12月25日~の癖ありな企業をみていきます。

8011 三陽商会
2685 アダストリア
6496 中北製作所

★8011 三陽商会

(四季報オンライン)

昨年2022年12月27日(火) 11時に発表されています。
ザラ場中なので、株価上下変動のリスクはあります。

(参照:8011 三陽商|通期業績予想の修正及び配当予想の修正に関するお知らせ)
(参照:8011 三陽商|通期業績予想の修正及び配当予想の修正に関するお知らせ)

直近2Qまでは、利益面は赤字で進捗していました。

(参照: (8011)三陽商|2023年2月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

コロナ過で参考になるかは分かりませんが、3Q・4Qに季節性がありそうな感じはします。

(参照:マネックス証券 銘柄スカウター)

配当の後押しもあり、下落リスクは最小限に抑えられるのではないかと、個人的に考えております。

(参照: (8011)三陽商|PBR改善計画)


★2685 アダストリア

(参照:四季報オンライン)

昨年2022年12月29日(木) 15時30分に発表されています。
決算発表と同時、年末年始の跨ぎなどのリスクが存在します。
内容は以下の通りです。

(参照: (2685)アダストリ|2023年2月期通期連結業績予想の修正および通期個別業績予想、ならびに配当予想の上方修正に関するお知らせ)
(参照: (2685)アダストリ|2023年2月期通期連結業績予想の修正および通期個別業績予想、ならびに配当予想の上方修正に関するお知らせ)

3Q、4Qに季節性がありそうな感じです。

(参照:マネックス証券 銘柄スカウター)

昨年2022年に発表した際の、2Qの進捗率は、営利ベースで約50%。

(参照: (2685)アダストリ|2023年2月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

今回は、それを上回っているようにもみえます。

(参照: (2685)アダストリ|2024年2月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

ただし、決算跨ぎのリスク、年末年始跨ぎのリスクがありますので、注意が必要です。

★6496 中北製作所

(参照:四季報オンライン)

昨年2022年12月27日(火) 15時30分に発表されています。
すでに、年初来高値を更新していますので、一定程度株価に織り込み済みかもしれません。
内容は以下の通りです。

(参照: (6496)中北製|業績予想の修正に関するお知らせ)

昨年は、1Q時点で、2Q予想を遥かに超えておりました。

(参照: (6496)中北製|2023年5月期第1四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)

今期は、下記の通り。
前回よりは、上振れは難しいかな?という感じは受けます。

(参照: (6496)中北製|2024年5月期第1四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)

3Qに落ち込むような季節性があるように見えますので、
少し難しい判断になりそうです。

(参照:マネックス証券 銘柄スカウター)

投資には、リスクがつきものですの、自分なりに銘柄を深堀りして納得できる投資ができると嬉しいです。
なにか、ヒントになれるいいなと考えております。

よろしくお願いいたします。

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