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【星野リゾートに視る】GOKINJYOの戦略

日本国内の観光業を牽引する星野リゾート
私の住む地方都市でも最近、街中リゾートOMOが開業しました。
OMOカフェで体感した“GOKINJYO”の姿勢が興味深かったので、勝手に思考しちゃいます。

▶この記事を書いた人

OMO
テンションあがる「街ナカ」ホテル

ブランドコンセプトは、「ガイドブックでは分からないとっておきの街の楽しみ方や、街にちなんだフード&ドリンクを楽しめば、知らず知らずのうちにその街までお気に入りに。

先日、昼間っからルービーを求めて、OMOカフェにお邪魔しました。

昼間からアルコールが飲める無敵感を、星野リゾートの洗練された空間が盛り上げてくれて、最高 of 最幸でございました。

そこで目についたのが、巨大な“GOKINJYOマップ”
街中の飲食店やおしゃれショップなど、地元民も知らないニッチな情報まで案内されています。
さらに、GOKINJYOの見どころを丁寧に説明してくれる美人コンシェルジュも居て…♡
さらにさらに、GOKINJYOショップとタイアップした特製ドリンクを試飲させてもらいました。

このGOKINJYOスタイル、街中コンセプトOMOだからこその星野リゾートの戦略が見えた気がしました。
私なりに思考したことをまとめてみます。

1) TO 観光客
移動の疲れをカフェで癒しつつ、初めて訪れる街中のステキ情報まで入手できる!となると、まず最初の目的地はOMOカフェになりますね。

2) TO 地元民
 星野リゾートのネームバリューで、まず1回は行ってみたくなる=好奇心
 好奇心での来訪は一度で満足してしまいがちでしょう。
 GOKINJYOの地元密着感により、好奇心→親近感に変換して常連客化へ!

3) TO 周辺店舗
星野リゾートの巨大資本が参入するとなると、特に宿泊業や飲食業などの同業者は、大なり小なりハレーションがあったはずです。
ただし、星野リゾートのGOKINJYOは、「みんなで遠くに行こう」スタイル!
巨大資本の圧政や敵対関係ではなく、「協同」「協調」の姿勢で同じ目的に向かう「仲間」としての構図を築いているのでしょう。
これぞ「地域活性化の旗振り役」

maikai思考

星野リゾートに一気に興味が出てきたので、検索してみるとステキな企業理念(星野社長の言葉)に出会いました。


「旅産業は世界で最も大切な平和維持産業」

世界の動きに大きな影響を与えている民意、その民意に少なからず影響を与えるのが旅であるという仮説。
国内各地を訪れることで自らの国を深く理解することができる、外国に行くことで他国の文化や豊かさを感じることができる。
そして旅をすることでその場所に住んでいる人たちと触れ合い、友人になることができる。
『世界の人たちを友人として結んでいく』、それは他の産業にはできない、旅の魔法なのです


この大義があるからこそ、地域を良くしようとするGOKINJYOが生まれているのかもしれませんね。

夢だけじゃなく大儀を描ける人は真のリーダーだと思います。
単純な私は、星野リゾート、好きにならざるを得ない!


ここまでお目通しいただき、ありがとうございました♪


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