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こどもたちとファンタジーの世界へ

子どもたちが最近熱心に取り組んでいるのが「ごっこ遊び」。
新しい遊びを作り出すのが得意な7才の長男が発案者になった。

発端は『未知なる冒険の書ー自然に学び、地球で遊ぶ336の知恵』と言う本。
大人が見ても十分に刺激的で楽しい、キャンプや隠れ家の知識が美しいイラストと共に事細かに描かれている。漢字にルビが振られているので小1でも読める。


この本を夢中で読んだ息子が言ったことは「冒険に行きたい!」
そこで子どもたち3人+私(母)の冒険隊が編成され、家中をジャングルや南極に見立てて冒険を進めた。温泉が湧き出る湖(お風呂)で水浴びもした。

よほど楽しかったのか、翌日はそれぞれが魔法使いに変身して冒険に出た。
息子が火の魔法使いレッド、長女は絵描きの魔法使いルル、次女はイエロー(ねんねの魔法を使う)、私は水の魔法使いブルーという感じ。
寝室の布団の上で魔法が繰り広げられる。

翌日は、冒険ではなく「忍者の戦い」ということになった。
息子と長女が悪い忍者、ブラックと星の忍者、という設定を作る。
忍者のまま夕食を食べ、お風呂にも入り、歯も磨いた。
とにかく楽しい。
子どもたちも大満足の様子。

明日は(良い)海賊になるという。

子どもの想像力は果てしない。
次から次への尽きることのないアイディアが出てくる。
この今しかない時間を大切にしたいと思う。

一緒にごっこ遊びを満喫しながら、家事を進めるというアイディアも得たことだし。笑

子どもをファンタジーの世界にどっぷりと浸からせてあげたい。

ふと思う。
レッジョアプローチで一番惹かれたのが、美しいアトリエだった。
きちんとした本物の道具がある、美しい色が使われたアトリエ。
子どもたちも存分にファンタジーの世界に入り込めるだろう。

2歳児検診で訪れた市の施設でも感じたけれど、
なぜ日本の施設は事務的なグレーのような冷たい色ばかりが使われているのだろう。
自然の素材や美しい色が使われた場所があれば良いのになあといつも思う。
その方が子どもも親もゆったりとした気持ちになれるのに。

家は子どもたちも親も、皆が安心できる一番の場所であって欲しい。
だからこそ居心地の良い美しい場所を作りたいと思う。

山の中で暮らしてみたい、という息子に来年はキャンプを計画しよう。

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