クラブ薬物の真実① クラブで薬物に手を出す構図
こんにちは。
野田春樹です。
前回クラブと薬物の接点において、基本的には「ない」と書きました。とくに六本木や渋谷の一般的な人たちが行くような人気クラブでは、クラブ摘発の事件以降、薬物にはかなり敏感になっていました。VIPは分かりませんが、間違いなくフロアでの薬物はご法度でしたし、見つかるようなら、強引に外に出されて、オラオラなセキュリティーに脅されて、一発退場です。
一時期多発したクラブの警察のガサ入れについてはパフォーマンスであり、警察と口裏を合わせているという噂もありますが、基本的にはセキュリティーはめちゃくちゃ厳しいです。
まあボ●ズ(格闘家集団)やらのセキュリティーのほうがよっぽど怪しいのはここだけの話ですが。
結局、薬物と出会うかどうかは、「クラブに行くかどうか」ではなく、「クラブで誰と絡むか」によります。ただ薬物を利用しているアウトローの人たちも、素性も分からない一般会社員に薬物を勧めてきたりはしません。信用がないからです。結局やりとりは身内と周りだけでしていることがほとんどです。一般の会社員がクラブで薬物を勧められるフローはほとんどありません。
ただし0ではないです。たとえば、私のように、積極的に悪そうな人たちと知り合いになって近づいていくパターンや、もし一般人が知り合うとすれば、VIPかもしれません。VIPではお金をもっている人たちや、半グレ、半グレまがりが薬物利用を持ちかけることもあるからです。といっても、VIPに呼ばれるのは、基本的に女の子です。そのため男性はとくに接点は生まれません。かなりの常連でやその時のノリで男性もVIPに呼ばれることもあるかもしれませんが、ほとんどないでしょう。
ここで想像できるのは、やはり有名人がVIPに入りやすいということです。
お金をもっている有名人はVIPに呼ばれます。そして、特に男性は強い人を尊敬することがあります。それが不良でもです。若いヤンチャな有名人は自ら近づいていくことでしょう。みなさんも世間をよく賑わせている、アウトローと写真をとられた系の人はみんな夜遊びが好きなはずです。そして薬物でつかまったり、噂になっている人も思いだしてみてください。ほとんど六本木、渋谷のバクラブや会員制バーに出入りしている人たちばかりです。
怖い人に呼ばれると断れないとういう理由もあるかもしれませんが、もともとは好奇心と少しばかり近づきたい気持ちもあるはずです。
「おれはこの人たちと知り合いなんだぞ」と箔がつくような感覚をもてるからです。昔のヤクザの構図と同じですよね。実はwinwinです。半グレ側も芸能人や有名人には、拍がつくので知り合いになりたがります。これは一般人と同じ感覚だと思います。
そして逆もまたしかり、男なら、わかるのではないでしょうか。めちゃめちゃ強い不良の後ろ盾があると強くなった気がする感覚を。それがとくに、有名な「関東連合」や「怒羅権」なら、調子のいい有名人は「おれ関東連合とか怒羅権と繋がりあるから」と強気のドヤ顔で言う人もいるのではないでしょうか。
いまとなって、マスコミにボッコボコに叩かれるので、関東連合や怒羅権との付き合いはさすがに避けているとは思いますが。
ついこの前も有名株トレーダーとかが捕まってましたが典型的です。VIPの半グレまがりにちやほやされて、偉くなった、悪くなって気分で、調子にのって使ってしまうやつです。そういう風に悪い人の後ろ盾ほしさや、悪いことをしている自分かっこいいと思ってしまう人は、手を出してしまう構図かなと思います。
繰り返しですが、男性の場合、自分から悪そうな人に近づいていかない限りは10年クラブでナンパしてても薬物とは関わりはないように思います。事実、六本木のナンパ師で10年~15年選手をたくさん知っていますが、ほぼ全員薬物利用者ではありません。接点もありません。それが普通です。
あ、あとひとつだけ接点がありました。
それはナンパした女の子が利用しているパターンです。意外とこれが多いかもしれないですね笑。
そして本題ですが、当然、クラブにいるアウトローな面々は当たり前のように薬物を利用していました。
次回は、ネットやマスコミではあまり公にされていない薬物の存在、そして、半グレと呼ばれる、怒羅権や関東連合のような人たちはどのような薬物を好んでいたのか。10年間一般人がアウトローの世界に潜り込んでみてきた、薬物の現場を記します。
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