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知識の逓減期を考える。

1万時間の法則をご存知でしょうか?
何かを極めたければ、それらの事柄に対して1万時間の時間を投資しようぜ。というやつです。

例えば、講演家としての夢があればそのために1万時間を使おうということです。
実際に講演活動を1万時間したり、その準備をしたり。

ただ、どうもこの1万時間の法則を今の時代にそのまま転用すると少し危険かもしれません。

知識の逓減期

限界効用逓減というのをご存知でしょうか?
簡単に要約すると「お風呂上がりに最初の一杯のビールはとっても美味しいが、二杯目は一杯より幸せが少ない」というあれです(笑)

実はこの状況は「知識」というものの中でも起きているのではないかと感じています。

冒頭の話に戻ると、講演活動を1万時間行いました。
それでプロフェッショナルの仲間入りしたします。

その後の人生の時間をまだ講演活動を学ぶ時間で費やしても
時間をかける割に「得られる学び」が少なくなります。
最初ほど知らないことが減っていくと言うことですね。

現代流1万時間の法則

それではどうするか。
答えはシンプルで、早く次の興味があることを学ぶことだと思います。

例えば、講演活動に1万時間を費やしたのであれば
次は「営業」に1万時間を使うのです。

そうすると、いわゆる「レア人財」に近づきます。
講演×営業でアポ率が高まる営業術。
とか言う講演ができるかもしれませんし、

自分で営業して、講演先をどんどん集めることも可能になります。
「営業」に関して学んでいなければ最初の学びの曲線は
講演活動を勉強するよりも、遥かに高いです。

20代はどうするか

さて、次に問題になるのはまだ1万時間を費やしたものがない人はどうするのか。
これから新入社員として働く20代とか。

新入社員におすすめしているのは「知識の土台」を作るための1万時間です。
わたしもそうでしたが、「知識の土台」がないとそこからなんの化学反応も生まれません。


足し算がわからない人に、足し算の話をしても意味がないです。
そのような状況にならないためにもビジネスマンとしての「知識の土台」を早く作っちゃいましょう。

例えば、マーケティングだったり、コミュニケーションだったり。
広く浅く最初の学びの曲線がでかいところをつまみ食いするのです。

一日8時間労働だとしたら、1250日。
この時間をなるべく早めたほうがいいです。

この知識の土台作りは、夢や目標がある人も、今はまだ将来の夢が明確になっていない人も超オススメです♪

20代の方は新入社員の方はまずはサクッと「知識の土台」を作っちゃいましょう♪


松田隆宏 / takahiro matsuda
教育プロデューサー
1人の子供を持つパパであり、学ぶことと学びを伝えることが大好き。

【わたしのビジョン】
学び行動することで、「過去」は関係なく「未来」は変えられることを
背中で示す!!

Twitter:@takahiro_2_2


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