うつ病 社会復帰ってなかなか難しいよねって話

うつ病に悩まされて5年。
わたしはこの「社会復帰むずかしい期」~「ちょっと動ける期」を行ったり来たりしています。
てかもう社会復帰ってできるの?って感じです。退職してからはや1年。もう会社勤めできる気がしない。毎日決まった時間に起きられて、家を出られて、会社に行けて本当にすごいと思う。みんなどうやって毎日頑張ってるんだろう。本当にすごい人たちばっかりだ。

うつ病は”急性期”→”回復期”→”維持期”って感じで進んでいくと思いますが、いわゆる”維持期”っていう時期に社会復帰を目指した身体作りをしていくんです。
この時期に言われるのが、「毎日決まった時間に起きましょう」「毎日朝散歩しましょう」「お出かけしましょう」など。

正直まだ無理じゃない!?
私はかろうじてできたのが「毎日決まった時間に起きる」でした。でも続いたのは1週間くらいだったけど…。
こんなんできたら働けるし、できたらもう治ってるんじゃないかと思う。

この時期も変わらず焦ってるし、もう社会復帰に向けて取り組む時期なんだって思ったらさらに焦る焦る。まあまあ動けるもんだからできることはできるから、できないことに焦点が当たってさらに焦る。
そしてエネルギーを消耗して、ちょっと段階が後退するんです。

私はこの時期にはまだ欲に忠実に従っていました。食べたいなら食べる、寝たいなら寝る。動きたければ動く。そんな感じでわがままに生活していました。
少し元気になっていたので、親に電話したり、友達と会ったりしていましたが、予定は詰め詰めにしないようにしていました。

しかしこの時に失敗したなーと感じているのが、軽躁状態になっていたことです。もう治った!と感じてしまって、初めの休職時にはこの時期に焦って復職してしまいました。ほかにも楽器を買っちゃったり、引っ越ししようとしちゃったり。完全なる躁状態でした。
躁状態になっちゃうと、溜まっていたエネルギーが消耗しちゃう上に前借しちゃうので、結局元に戻っちゃうんですよね。

この時期に焦らずじっと我慢できていれば、1回目の鬱悪化時にもっと回復していたのかもしれません。

ですので、この時期には焦らず!予定を詰めず!できることだけやる!
これを徹底していただければと思います。
ほんと、まだまだ焦る時期ではありません。まだ休んでいい時期です。
欲に従って、自分を甘やかしてあげましょう。

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