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イギリス大学院MBA受験-進学-現在

時は遡ること2019年10月、私は突然イギリスに留学することを思いたち、東京で行われた留学フェア(イギリス、オーストラリア、アメリカなどの大学が参加)に参加しました。当時は英語を勉強したこともなく、またヨーロッパにも行ったことがありませんでしたが、30代を過ぎて何か自分の新しい道を見つけてみたいと毎日考えていたからです。

大学院受験のきっかけ

海外の大学院でなぜMBAを勉強しようと思ったのか?というきっかけですが、一言で言うと”現状から逃げ出したかった”からです。そして何故MBAだったかというと、留学フェアに行った際にバーミンガム大学のスタッフに『君は仕事の経験があるからMBAに出願したらどうか?』とアドバイスを受けたからです。

当時の私は責任のある立場で毎日仕事やプレッシャーに追われ、数年前から軽い鬱状態で自宅や通勤途中の電車の中で突然泣き始めるくらい情緒不安定な状態が続いていました。とは言っても仕事は好きでしたし、どんどん増えてくお給料にも満足していましたが、『このままこの会社に勤めていたら私は終わる』と思い、何か逃げる良い口実はないか?と考えていた時に海外留学のことが頭に思い浮かびました。そしてMBAなら30代で仕事を辞めて海外へ留学しても、将来的にはキャリアップに繋がるとも考えました。

受験校の選定

このように突然MBA受験を思い立ったので他のMBA受験生とは異なり、当然GMATやIELTSの準備すらしたことすらなく、取り敢えずGMATスコア提出不要の大学院を世界の大学ランキングから"Triple Crown Accreditation"(世界のビジネススクールの1%)の認定を受けている学校をピックアップして出願することになりました。ちなみに出願した結果、合格した大学は下記の6校です。

バーミンガム大学、シェフィールド大学、リーズ大学、ニューカッスル大学、エクセター大学、ラフバラー大学

また大学時代の成績が良かったと言う理由で奨学金をリーズ大学、ニューカッスル大学、エクセター大学、ラフバラー大学から頂きました。ちなみに出願から合格までのプロセスとして、書類審査に通過した時点でスカイプによるオンライン面接に呼ばれることになります。インタビューで聞かれる内容は、非常に一般的な内容で”MBAを勉強しようと思ったきっかけは何か?””入学したら他の生徒へ貢献できる分野は何か?””何故当校を選んだのか?”などの質問を受けます。

因みに私が現在在籍している学校に出願したのが2019年11月でしたが、翌年の1月半ばになっても全く連絡がなかった為、直接MBAの雇用担当者に自分の志望動機理由書とCVのワードファイルをメールで送り、現在の状況の確認を行った経緯があります。結果的にこの行動がきっかけとなり、翌週に非公式のインタビューを受ける事となり、インタビューの翌日に条件付き合格を頂きました。私は、この経験から行動することの大切さを学びました。

進学先の選定

進学先の選定を行うにあたり、まず初めに行った事は大学の公式YouTubeチャンネルの登録です。これは何故かと言うとイギリスに一度も行ったことのない私に大学の雰囲気や学生の傾向を映像として教えてくれるツールだったからです。私は現代的なタイプではないので、できる限り保守的で伝統的な学校の方が自分の肌に合っていると思っていたので、YouTubeは大変役に立ちました。結果的に私が現在在籍している学校に決めた理由は、面接担当官が”良い人”、②保守的なスクールカラー、③奨学金だったという3点でした。特に1番目の”学校と自分の相性”は非常に重要だと私は考えていて、実は第一志望だった学校を断念し、現在の学校に進学した理由は”相性”が理由でした。心理学では人が直感的にヒューリスティックで判断することは、経験から推測しているので案外当たると言われています。

ちなみに当初第一志望だった学校の担当者からの返信は常に遅く(酷い時は2ヶ月後!)、親身ではないなと感じる事が多かった一方で、進学先の担当者からの返信は早く、且つ”誠実さ”を感じる内容のメールが多く、”このような方がいる学校で学びたい!”と自分の中で変化があったのを今も覚えています。

プリセッショナルコース進学

私がIELTSの勉強を本格的に始めたのが、2020年1月に入ってからでした。何度かIELTSを受験しましたが、最終的にOA6.0までしかスコアを上げられず、結局12週間のプリセッショナルコースに進学することになりました。コロナ禍と言うこともあり、授業は全てリモートで費用は60万円近くだったと記憶しています。毎日日本時間の夕方から夜まで4時間程度の生授業があり、”どのようにエッセイを書けば良いのか?””ディスカッションにどのように参加すれば良いのか?”などを月曜日から金曜日まで3ヶ月間みっちり学びました。最終的に8月後半にIELTSのような試験とプレゼンテーション(5分)、そして1000字のエッセイを提出して9月の半ばに最終成績を受け取る流れでした。ちなみに私が入ったクラスはビジネススクールの修士課程に進学を希望する学生で構成され、日本人は私ただ1人、タイ人が3人、あとは80%以上が中国人と言う構成でした。

なぜブログを始めたのか?

ブログを始めた理由ですが、実は大学のキャリアコーチと相談してブログを書くことを勧められたからです。私は大学院卒業後、映画会社かレコード会社に入りたいという夢がありましたが、実際自分に何が出来るのか考えた際に映画会社やレコード会社に自分がいる未来(ポジション)が想像出来ませんでした。しかし、子供の頃から先生に新聞記者になったらどうか?などと言われる機会があり、少し前からジャーナリストやライターになりたいと考えるようになりました。そこで、文章を書く練習も兼ねて”ペンネーム”を使用してブログを始めた次第です。

以上の理由により、これから自分が興味があることをシェアして行けたらと考えています。




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