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宇宙とエネルギーと性

宇宙は性のちからに満ち満ちている
2つの相対が惹かれ合うその間に何を求めるの
花の開花、草木の蜜、鳥のさえずり
陰陽の哲学といってみたり
ロマンスの夢を抱いたり

宇宙はそこにある美しい性の表現
生きとし生けるもの
小石の原子にまで
果てしなく広がるフィボナッチの渦
宇宙とは相対する2つの極が行き交い
ひとつに帰依する恍惚のエネルギーなんだ

花は咲き
鳥は鳴き
水滴は丸く
人はなぜ惹かれ合う
ひとつの存在とはじまりの全てに

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美しさを罪だと偽り抑圧してきた。性を宇宙の根源と崇めてきた思想は、古代インドや中国、日本にもついぞまであったのにね。

美しき融合の思想は抑圧され、低次元の快楽と欲望の奴隷になってしまった。人との関わりは物質的な契約に代わり、想い人は私のもの、産み落とした子どもは私たちのもの、、、人が人を契約で所有しうると考えるようになったんだね。

抑圧の中に満たされない想いが物質的なものに向けられると、分かり合えない不安と恐怖から強い欲望と物欲を掻き立てられる。

それと重なるように社会はめまぐるしいほどの物質的躍進を遂げた。それは心の充足を犠牲にしたのかもしれない。。。

「大道廃れて仁義あり」(老子)

法、契約、ルールなど、愛し合い惹かれ合う人の間に必要ない

罪も罰もいらない

殺戮兵器も核もいらない

それが廃れたからこそ仁義がもてはやされなくちゃならない

大道そのものが美しくあれば、人の本性は美しく輝くのだから

りなる



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