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42.”護られなかった者たちへ”読書感想文

どうも〜Lichtです。
本日は、中山七里さんの”護られなかった者たちへ”
についてお伝えしていきます。


「あなたにこの物語の犯人はわからない」―― 中山七里

仙台市の保健福祉事務所課長・三雲忠勝が、手足や口の自由を奪われた状態の餓死死体で発見された。
三雲は公私ともに人格者として知られ、怨恨が理由とは考えにくい。
一方、物盗りによる犯行の可能性も低く、捜査は暗礁に乗り上げる。
三雲の死体発見からさかのぼること数日、一人の模範囚が出所していた。
男は過去に起きたある出来事の関係者を追っている。
男の目的は何か。
なぜ、三雲はこんな無残な殺され方をしたのか? 誰が被害者で、誰が加害者なのか。

本当に“護られるべき者"とは誰なのか
怒り、哀しみ、憤り、葛藤、正義……
万般の思いが交錯した先に導き出される切なすぎる真実――。

“どんでん返しの帝王"中山七里が挑む、骨太の社会派ヒューマン・ミステリー。

Amazonより

こちらの作品は、私が今まで見たことない題材のミステリーでした。
生活保護の制度を巡って、1人の老婆が生活苦によって餓死したことによって
事件が動き出します。
かなり面白かったです。
後半は、警察が目星を付けている容疑者を追い込んでいくようになるのですが、私も半分疑いながら読んでいたのですが、やはり想像とは違った結果に
なり物語を通してとても深い物語でした。


主演が佐藤健さん
他のキャストも阿部寛さんに林遣都さんなど
他にもたくさんの豪華キャストで映画化されています。
ただ、原作と映画は別物として見ていただければ
面白い作品になっていると思います。
原作の内容を期待して映画を見てしまうと、少しガッカリする可能性はあります。(実際私は、原作が面白くて映画も好きな俳優さん、女優さんが出ているので、見ましたが普通でした。😆)
やっぱり2時間の映画では、小説の400ページほどの内容を
まとめるのには、限界がありますよね💦


映画と原作を別々の作品だと考えれば、2つとも面白い作品だと思います。
ただ優先するなら、原作の小説から見て頂きたいなと思います😌

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