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私がモーニング娘。に沼った話を聞いて欲しい。

 初めまして、Liccoと申します。関西に住んでおります。特にこれといった特徴もない人間なのですが、どうしてもどこかに抱える感情を吐き出したくて、noteを開いてみることにしました。
 最初にお断りしておきますが、私はモーニング娘。かなりの初心者です。コロナ禍の最初の緊急事態宣言の時、動画を見たのがきっかけでした。周囲にはまだ語り合える友人もおらず、ライブDVDもすべては揃っていません。ニワカ中のニワカです。万が一昔からのファンの方がこのnoteを目にして、気分を害してしまったらすみません。新参者の戯言だと思って、そっと通り過ぎてくださると幸いです。

2020年春

 出会いは唐突でした。モーニング娘。じゃない所(ご存知の方は察してください)で鞘師里保がまた踊った!というニュースを耳にしたのです。
 ツイッターを開くと何やら白熱している様子。鞘師里保? 誰だっけ? そう思ってYouTubeを開きました。一番最初に出てきた動画はモーニング娘。9期のオーディション動画でした。
「そういえば昔ASAYANとかやってたな~」
 モーニング娘。の私の認識は、田中れいなと道重さゆみで止まってます。自分の知らない所でこんな子たちがいたんだ……へぇ、くらいのスタートで動画を再生。自粛期間中、普段は見ないものが見たかったこともあるかもしれません。

衝撃

 オーディションの鞘師里保はすごかった。いや、鞘師里保はずっとすごい。でもびっくりした。だって一人だけ明らかに動きが違う!髪の毛の先までがきらめいて見える! これがアイドルか!

 そこから9期加入後のPVを順に追い始めました。最初はただなんとなく可愛い、キラキラしてて見ていて心地良い、ダンスもかっこいい。そんな理由が主でした。

わがまま気のまま愛のジョーク

 このPVに辿り着いた瞬間、一気に沼にはまる音がしました。この頃から暇つぶしで見ていたはずの動画鑑賞は、寝る間も惜しんで見ていました。

 だってものすごい! ちょっと、YouTubeの動画を張るのは権利的にどうなのかわかりかねる所なので、気になった人は是非検索してみてください。

 どシンプルな飾り気のない衣装に、髪型だってみんな見分けがつくかつかないかくらいおろしたまんま。ステージの上でキレッキレのダンスに
「愛されたい! 愛されたい!」
 と繰り返しながら歌う彼女たち。それは決して女々しいものではなく、女の子ってこういうもんなんだよ! てめぇらわかりやがれ! って感じで煽っているようで。それでいて女の子の可愛い所、綺麗な所、繊細な所にキラキラしたアイドルオーラ全開。

 なんだこれは。
 なんだこれは!

 この辺で女優の松岡茉優さんがモーニング娘。の鞘師さん推しでいらっしゃることを知りました。かなり納得しました。松岡さんがサプライズゲストのひなフェスも拝見しました。超可愛かったですよね。

気付いたら泣いていた

 最初の「わがまま気のまま愛のジョーク」に出会った衝撃はもちろんですが、もう一つ心に残った出会いがありました。

泡沫サタデーナイト

 PVを見ながら泣いていました。気付いたらだばだばと漫画のような涙が溢れてきました。こんなに泣いたの、ダンサーインザダークのエンディング以来……っていうくらい泣きました。

 未だにこの時の感情に上手く名前がつけられないでいるのですが、ただただ眩しかったのだと思います。生まれて初めてディズニー映画を観た時のような。

 カワイイは世界を救う! とかいう文言がありますが、いや、マジで救うだろ。キラキラは世界を救うだろと思いました。なんて眩しい世界なんだモーニング娘。そして泡沫は鈴木香音ちゃんの卒業ソング……ライブで二倍泣きました。

 応援ソングっていうんですかね。今まであからさまに「頑張れよ!」って言われる歌とかって受け付けなかったんですけど。彼女たちの可愛さの前には押しつけがましさも何もない。あるのはカワイイとカッコイイときらめき。アイドルを見ていてこんなに気持ちが明るくなるなんて、知らなかった。

ライブに行きたい!

 そう思う気持ちは、コロナ禍で沈んだ気持ちの中に差し込む一筋の光でした。本当に元気が出ました。ライブに行けるようになるまで頑張って、元気でいなくては! まーちゃんの笑い声を実際に聞くまでは死んでも死に切れぬ。

 モーニング娘。はメディアでやたらと、過去の話を取りざたされていることが多い気がするのですが、全然そんなことない。過去も現在もずっとずっとすごいグループです。

 コロナが収束して、大声でコールアンドレスポンスが出来るライブが再開された暁には、絶対にエメグリとブラグリのサイリウムを両手に握ってライブ会場へ走ります。そして今は一人淡々とnoteにしたためることしかできない彼女たちへの愛と感謝を、大声で叫びたいと思う次第です。

 

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