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休職、休息中の過ごし方の話

「休む」=「寝込む」なのか?

1年ちょっと前、六花は復職が出来た!やったー!と舞い上がっていた時にガクンと落ち込み、そのまま休職に入りました。
このガクンとなる度に、症状が重たくなる事がしんどくて何度も泣きました。
今となると「なんであんなに泣いてたんだろう」と思うほど。でもそういうものです。突然、何らかのスイッチが入って、その出来事が「どうしよう」と思うほど絶望的なものに思えてしまいます。

お医者さんから「休んだ方がいい」と言われる度に、「休むって具体的にどうすればいいんだろうか?」と悩んだことはありませんか?

風邪などの症状が出た時は、熱さまシートを貼って、消化のいいものを食べて、病院で処方された薬を飲んで、暖かくして寝る。
これだけで大体治ることがほとんどです。

しかし、うつ病の治療というのは長く険しい山岳のようなものです。
山あり谷あり、どう対処していいのか、その日の自分の目覚めた時次第というのですから、厄介なものです。

「休む」=「布団に入って寝る」だけでは治りません。
もちろん、それも休む方法のひとつではありますが、風邪と同じ方法で治るものではありません。

では、うつ病の休むとは具体的にどのようにして休めばよいのでしょうか?

それぞれの体調に合わせた「休み方」

とある会社を辞めた時、点滴を打っても薬を飲んでもご飯が食べられなかったりしてそれが半年以上続いたことがあります。

そんな時は、正直何もできないです。
3年間続いた事務の仕事は夕方帰宅→晩御飯の準備→洗濯→ご飯を食べる→お風呂。これに1ヶ月だけですが週2回20分間ひたすら走り続けるマラソン的なランニングもやったこともあります。

そんなことが出来ていた私が、
晩御飯の準備どころか、お風呂に入るのさえキツイ、ご飯食べるのがキツイ、とにかく生きる営みをするのが難しい状態になりました。

そんな時期はどうしようも無いですし、考えると先の起こるか分からない不安やどうしようもない焦燥感で眠れません。

なので以下のことを実践していました。

  • 動画を観ながらごろごろしている。

  • とりあえず昼間カーテンの窓を開けて寝る。

  • 時々、部屋の喚起をしつつ寝る。

これだけです。
ですがもちろん、観るものには注意したりしてました。
ホラー番組や、心が沈むような内容の特番、ニュースなどは避けて、敢えて面白おかしいものや、アニメなんかをぼーっと眺めるだけ。
無心に近い感じで見てました。

「ずっとごろごろしながらアニメとか見ていて罪悪感が無いの?」
と言われれば、それはもちろんあります。
ですが、出自は忘れてしまいましたが、とある言葉を聞いて納得しました。

「自分が楽しむ元気が無いのに、仕事なんてできなくない?」

その通りだと思います。
楽しくもないし、なんだったら何もしてなくても急に涙が出てくるような状態が果たして「大丈夫な状態」でしょうか?

なので、これも自分が楽しいと思えるようになる事のひとつだと思って、受け入れてみてはいかがでしょうか?


「昼間はカーテンを開けて寝る」

これは間取りにもよりますが、六花の部屋は昼間日差しがとてもよく降り注ぎます。太陽の光にはセロトニンやビタミンDが含まれており、ストレス軽減にはとてもおススメになるようです。

詳しくはこちらの記事に記載していますが、
外に出るのが億劫な人は、とりあえず最初の自分の任務としてカーテンを開けてみましょう。そして日光浴をしてみると何処か暖かい気持ちで休むことが出来ると思います。

そして「部屋の換気」ですが、これは恐らく普通にやっている人も多いかもしれません。
外出が出来ないけど無理やり買い物をしに行かなければならないとき、「知り合いに会うんじゃないか」と思うと地元のスーパーに行くのにイヤホンやフードの着いたパーカーは必須でした。
ざわざわとした声の集合体を聞くと、心にまでそのざわざわが反響して苦手だったのです。
あとは純粋に動けない。ぐったりと横たわった身体を何とか起こして外の空気を吸う為に、そして「ついでに」部屋を換気してみると、少し風通しが良くなった部屋でゆっくりとお休みすることが出来ます。

これらは本当につらい時以外でも、たまに行っています。


「自分が楽しめる」練習をすることも大事

昨今は、なかなか外出が出来ずにストレスの発散場所に行けなくてモヤモヤすることもあるかもしれません。

六花が考えるに、働けていたころはめちゃくちゃカラオケに行っていました。歌うのが好きなのもありますが、大声で好きな曲を歌うことがストレスの発散の1番の方法だと思ってました。

ですが、昨今ではそれもなかなか難しい状況ですよね。
ましてや休職中などに「そんな遊びに行ったりしていいのかな?」と思いますよね。

先ほども言いましたが、「自分が楽しむ元気が無いのに、仕事なんてできない」んです。
遊びを理由に正当化しているように聞こえるかもしれませんがあくまでもこれは、自分が外の世界に出るためのリハビリのようなものだと六花は考えています。

家から出れる体力は出来た、じゃあ次は外出してみようか。
カラオケは無理でも、友人とご飯を食べにいったりすることも
立派なリハビリです。対話したりすることや、出かけることが億劫になっている自分に「これならできるかな?」という目標を建てやすいからです。

ひとりで外出するのは怖いけど、知り合いとなら行けそう!

そんな感じで、散歩もかねて遊びにいくのもリハビリのようなものだと六花は思っています。


「遊びに行く」も立派な治療、とにかく「心」を回復させよう!


心がどうしようもない時は、何をやってもまるでどん底にいるような気持ちになります。

キレイな空を見たり、好きなものを食べたりしても、今までのように「キレイだなぁ」「おいしかったなぁ」という喜びよりも、「こんなことしていていいのかな」「あー今日はこれを食べるのか」とマイナスな思考になるか、感動が出来ない状態なのです。

全てがマイナスだと感じる心の回復には、遊びに行くの、外出するのも必要なことだと考えています。

とにかく早く結果が分かるものでもありませんが、日常の中で小さな喜びや感動を見つけられるようになった時、きっと心は少しずつ回復しているんです。

よくスマートフォンやタブレットのバッテリーに例えますが、六花の状況に置き換えると充電は出来るけど、高速ケーブル非対応のバッテリーだと考えています。「貴方の心を充電するには何時間もかかります。あと充電するには色んなケーブルを使います。でも、ちゃんと充電していればまた動くようになります。」

そんな六花の心のメンテナンス対応の方が、病院や知り合いと相談しながらも色んな充電方法を模索しています。
今日はこの「散歩にいく」ケーブルを使おう!みたいな感じで笑

「急がば回れ」ということわざもあるように、
「明けない夜は無い」ように、
それがいつになるのか分からない不安もあるけれど、それでも生きていれば「あ、ちょっと軽くなった」と思える日が来るかもしれません。

焦らず、自分のやったことがどんなに簡単なことでも、昼寝をしただけでも、「それだけ」と思わず「やってやったんだ!」と豪語出来るようになれば、きっと次にやれることも増えてくるはずです。
そうして色んな事をやっていけば自ずと仕事が出来るようになってたり、心が落ち着いてくるようになるかもしれません。


長文、乱文、誤字脱字が多いかと思いますが今日のお話はこの辺で。
誰かのいつかの何かになりますように。


「洗濯機を2回も稼働した・・・しかもnoteも更新出来た、偉い」
心の中のアーニャがそう言っている六花でした。


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