見出し画像

はじめまして

私は自宅の一室で、ひっそりと
エステティックサロンを営んで
います。

エステという仕事柄、個室でお客様
と向き合って数時間を過ごします。

何気ない会話の端々や、
お客様の身体に触れた時、
「抱え込んだ感情の重さ」
を感じる事があります。

顔には出さないように明るく
振る舞っていても、心の奥底では
もがきながら出口を探している。
一瞬だけ閉ざされた心が解放
されるのか?
涙を流される方、ポツリポツリ
胸の内を話される方もいらっしゃます。

つくづく感じるのは、自分だけではない…ということ。
私もずっと同じでした。

胸に深く閉じ込めた重苦しい感情は、フトしたきっかけで湧き
上がります。
それ以上傷つくことを怖れ、
自他や状況をジャッジする。

感情のままを口に出せば、
言葉は凶器となり相手を傷つける。
我慢して口をつぐんだところで、
頭の中では批判や言い訳を
繰り返えしている。

エゴの思考が、頭の中で
おしゃべりを続けている間は、
心が安まることはありません。
ネガティブ自慢をするのなら、
私はかなり重症だったと言えます。

そこから抜け出すために、
多くの本や情報から学んでいました。
目覚めた先人達の哲学や心理学書は、腑に落ちるような理解にまで
至らず。
簡単に入手できる自己啓発や
ユルフワスピリチュアルは、
エゴを助長させる内容が多い。

色々試しては、思うような結果が
出ない日々の繰り返し。
俗に言う、スピリチュアル迷子の
状態が続きました。

その後、意を決してスクールに
入学しました。
(そのスクールについては、
また改めて書き記しますね。)

意識や感情、周波数(波動)、観念、投影の仕組み、宇宙との繋がり、
心理学や哲学なども織り交ぜた
興味深い内容でした。

説明が腑に落ちないと、
それを察知した先生が、
私自身の過去の体験と理論を
照らしながら、丁寧に教えて
下さいました。

終了して自宅に戻った後が
本番でした。
学ぶ前と同じようなシュチュエーションは必ず巡ってきます。

それが、「魂の成長のテスト」だと聞かされていました。
同じ反応を繰り返せば、
その課題は追試です。
自分の課題を一つずつ、クリアすることで進級する。
その証は、「以前より、少しだけ生きやすくなった気がする」
程度の少しずつの変化です。

学んだことを生かして、自分の反応や対応を少しずつ変化させる。
「右ききの人が、左手に箸を
持ち替える」
そんなイメージでした。
慣れないことを、日々意識して
行動することで定着する感じです。

日常の様々な、「チッ」って
舌を打つような煩わしいことが、
自分の中の凝り固まった観念
(信念とか思い込み)を浮かび
上がらせます。
実生活を使った、リアル人生ゲームが始まりました。

今まで当たり前に使っていた、
被害者面のシンデレラキャラや、
尽くしても尽くしても愛されない
演歌キャラがひょっこり顔を
出しては、しばらくメソメソと
酔いしれる。
(クセみたいなものですね)

感じる痛みは
「自分の中に癒す心の傷がある」
と教えてくれます。

誰にでも、幼少期の繊細な時期に
感じた孤独や不安、恐怖心が、
無意識(潜在意識)の領域に記憶され
居座っています。
現実の生活の中の、フトした
きっかけで感情だけが蘇るのです。

そのような仕組みを知れば、
対処法があることがわかります。

学んだ知識を駆使する事で、
ネガティブな感情を引きずる時間が徐々に減ってきました。

シクジリからその都度、
自分自身が作った思い込みの壁を
乗り越えたら、そんな会話を
共有している親しいお友達や、
一部のお客様と語らいました。

共感されたり、笑顔になったり、
気持ちが少し和らいだと
おっしゃって頂けたこと。
そこに、学んだことを織り交ぜ
ながら話していました。

心の世界は奥が深く、
会話だけでは伝えきれない
こともたくさんあります。

まだまだ未熟な私ごときが、
さも知り顔で文章にして発信する
のもどうかと躊躇していました。

苦しみの渦中が過ぎれば、
それぞれの役にドハマりしてしまう自分(嫌悪感を抱いていましたが)さえも、健気で愛しく思えてきます。

そして「苦境さえ私の武勇伝」とばかりに、俯瞰して話していると、
ネガティブな感情は徐々に
昇華されます。

時々出現するクズな自分も、
そのままで良い。
過去は変えられなくても、
自分の好きなように解釈して良い。
経験を通して、生きやすくなる
コツを身につけていきました。

重苦しい心の蓋が少しでも軽くなり、ご自身の手で開けることが
できるように…。

私の、まだまだ続くであろう
ドタバタな人生と経験が、
誰かに役立つことを願いながら…。

勇気を振り絞って、自分を晒して
みようと思います。

それでは、続きはまたね。
ごきげんよう。

追伸
個人ブログなので、文章力の
なさはお許しください。