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図書館はじめよう。

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2012年に作った小冊子のタイトルにあやかって、リブライズのブログを再開(?)したいと思います。Zineにして配りたい。
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本活探訪 No.2: 高円寺「本屋の実験室」

シェア書店研究会の人が店番をするというので、高円寺の「本屋の実験室」に行ってきました。他のシェア型書店と違い、棚一つではなく、縦に1列並んだ棚群(7個)を1つの契約単位にしていて、新刊・古本問わず仕入れて売る人が入っているという、独立書店へのステップ、みたいな場所です。オーナーさんが経緯をnoteに書かかれています。 ほとんどの人は1列ですが、3列借りている人もいて、それぐらいになると一角ではあるものの、自分がどういうコンセプトで本棚を作っているかがよりわかりやすく見えてき

本活探訪 No.1(きんじょの本棚)

本に関するおもしろい活動を「本活」と呼ぶことにした。ググった限りでは共通語としての言葉はまだはっきりとはないようだが、それほどずれてもいないようなので使っても大丈夫だろう。 リブライズでも実際に使われている場所で話を伺うことはある。しかしそれはサービスの使われ方の確認や改善・サポートが目的である。しかし、Showcase.❤️の開発を始めてから、自分たちが作っているサービスと関係するかどうかはわからなくても、リアルな場所で行われている本の活動を見に行くことで、結果的にいろい

本に関わる活動とリブライズ

リブライズは、本に関わる活動を応援しています。 現在リブライズを使っていただいたり、何らかの関わりのある活動としては下記のものがあります。ここでは、それぞれの中での使われ方についてもご紹介します。 まちライブラリー2012年、リブライズがスタートした直後からご縁のある活動です。すべてではありませんが、多くのまちライブラリーでリブライズを使っていただいています。リブライズ上にもまとめたページが用意されています。 小さい棚があるようなブックスポットから、毎日多くの人が訪れるブッ

団地と図書室

リブライズの千葉営業所と同じ市原市内に、図書室ができたと聞いて気になっていたのですが、訪問のチャンスがやってきました。 場所は、JR内房線の八幡宿駅の東、若宮団地内。静かな住宅地を進むと、団地の奥に「On Re.cafe」が現れます。団地といっても、一軒家が多く「ニュータウン」と言った方が伝わるかもしれません。その中に長屋形式の分譲住宅も点在していて、その一角をカフェが占めているというのが正確でしょうか。 続き長屋の手前に、カフェ用の駐車スペースが数か所あり、まるでご近所

「千葉営業所」を作っています

リブライズは東京の下北沢で始まって、ショールームや工場も同じ場所で営業してきました。この10年間、都内だけでなく、各都道府県からもご訪問ありがとうございます。B&Bを筆頭に本屋が息づく街で仕事ができたのは、本当に幸運なことでしたが、コロナ禍を経て、リブライズもリモートを中心とした働き方に変化しています。 3年前、工場についても千葉の私の家に移動させて、一時避難的に生産を続けてきました。たまたま、お隣の空き家をお借りできたので、昨年からはそちらに生産拠点を移しています。なんと

10万坪のオフィスで自由に働く

ぼくのオフィスは10万坪、と、会う人には言っているのだが、もちろんアメリカにある有名IT企業ではない。練馬区にある光が丘公園のことだ。いやまあオフィスですらない。😀 公園には珍しく、机が多い。非常時の緊急避難先にもなっているようなので、そのために整備されているということもあるだろう。 しかしこれが仕事にはとてもよい。写真にあるのは一般的な机のタイプだが、公園の真ん中あたりの広場には、円形の石でできた机があり、ここもまた居心地がよい。 公園そのものが広大なので、仕事をする

100人の本屋さんに行ってきました

PAX Coworkingで知り合った吉澤さんが、世田谷松陰神社前で運営している 100人の本屋さん という、本屋さん兼コワーキングスペースに行ってきました。 場所は本当に松陰神社駅からすぐ近くで、ファミリーマートの横にある階段を上がっていった二階にあります。ちょうどお昼時だったこともあり、向かいにあるお弁当屋さんでそれぞれランチを買い、スペースに戻って食べながら話をしました。 100個あるという棚はほぼいっぱいでした。それぞれの棚は棚主の個性がそのまま反映されていて、一

駅の図書室FLAT

最近、耳にすることが増えてきた「シェア本棚」ですが、千葉営業所の(比較的)ご近所にもできると聞いて、遊びに行ってきました! (夏ごろの話です) 場所は、JR木更津駅の東口からすぐとのこと。今回は内陸からのアクセスなのでJR久留里線で向かいました。初めての木更津駅で列車を降りて、改札からしばらく行くと図書室のポスターがお出迎え。 そして、ポスターに誘導されるように階段を降りると、確かにすぐというか真下にありました! それもそのはず、後からお聞きしたところによると、かつて駅の