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【天鳳】リーチの待ちを50%に絞れるケース【雀魂】

前ツイートした時に思い出したんですけど、
【天鳳】リーチを一点読みできるケース
の記事で一点読みに焦点を当てすぎて重要な事を忘れてました。
元々長い上にさらに詰め込むと要点を掴みにくいのでこれでも良かったと。

まずは上の記事から読んでください。
要はある段階で単独ターツがあって、そこが埋まってない事が確定 = 両面なら8枚全て認識できたら、そこが待ち になってるって事なんだが条件が厳しすぎて実戦で再現される事は少ない。

ただ再現される事よりも重要なのは考え方であって、
一点 = 100 に絞れなくても 50 や 33 に絞る事はできる。

単独ターツがあって、ツモ切り や 空切り や スライド で待ちが変わらないままリーチならそのターツの待ちが100%

通常の手出しが 1回 なら 50%
その待ちが50%としたら それ以外の待ちが全て通常の2分の1程度の危険度になる。
放銃率 10% 程度の牌が 5%、6% の牌が 3%

他の待ち候補や枚数にもよるだろうし厳密には違うだろうけど、一旦わかりやすく50という事にしておく。通常よりかなり上がってるとは思う。

手出しが 2回 なら 33%
それ以外の待ちが通常の 3分の2 程度の危険度。

手出しが 3回 なら 25%
それ以外の待ちが通常の 4分の3 程度の危険度。

ある時点から手出し1回や2回のリーチならよくあるんで、それなりに出現頻度や実用性はあると思われる。

ラグがなくても対子落としや両面落としが入ったりほぼ良形と読める場合筋が16本通ったら残った2本のどちらか(三面張なら100%)とか、
6 → 安牌 → 5切りリーチのように特定のターツ(56)が組み込まれていると読める場合そのターツかそれ以外かみたいな事もあるかもしれないが今回は深くは掘り下げない。
偽ラグとかがあるのと同じで色々断定できないケースも多い。


じゃあ単独ターツはどうやって判断するのか。

ターツ(搭子)は後1枚で順子になる
リャンメン(23、34、45、56、67、78)
カンチャン(13、24、35、46、57、68、79)
ペンチャン(12、89)

ポンラグとターツ部分の対子は否定されてるとする(3枚以上見えてる状態)。2233や233や223だとチートイやシャンポン待ちがありうる。

ターツと順子の見分け方はラグ読み自体は単純なので情報が揃えばその場で考えてもわかるが、ざっくり言うと隣の牌がラグったら順子、ラグらなかったらターツ。厳密には牌によって違うが考え方の一例。これは機会があったら詳しく書きたい。

【天鳳】リーチを一点読みできるケース

前の記事の一節だが詳しく書きたいとか言ってしまったので、ここをもう少し深く掘り下げていく。

数牌が上家から切られてラグった時、少なくとも持ってるであろう2枚の牌

1 → 23
2 → 13 or 34
3 → 12 or 24 or 45
4 → 23 or 35 or 56
5 → 34 or 46 or 67
6 → 45 or 57 or 78
7 → 56 or 68 or 89
8 → 67 or 79
9 → 78

ポンラグは否定されてるとする。偽ラグや鳴きなしも一旦無視する。

これらを組み合わせて 複数の牌が切られた時のラグの有無でターツか順子(複合形含む)か特定する。

長くてややこしくなるので今回は 単独ターツ に絞る。
順子については機会があれば書きます。

特に鳴き手に対して順子がありそう (ラグるけど鳴かない) というのはわかりやすいが、複合形を特定するのは難しい。
ターツは2枚、順子や複合形は3枚以上なので、面前で面子手が進むほど順子に刺さる(ラグ)パターンが多くなる。

上記以外の基本事項として頭に入れておきたいのは
順子は1色につき 123、234、345、456、567、678、789 の 7パターン。
ターツは 両面 623、34、45、56、67、78)
カンチャン 7(13、24、35、46、57、68、79)
ペンチャン 2(12、89)の 15パターン。

これはラグとか関係なくても相手の持ってそう(いらなそう)な牌や持ってなさそう(欲しそう)な牌を考えるのに有効。ラグ読み全般に関しても同じ。



23 ターツ
→ 1ラグ & 2 か 3 ラグなし
→ 4 ラグ & 5 が 4枚見え & 2 か 3 ラグなし

78 ターツ
→ 9 ラグ & 7 か 8 ラグなし
→ 6 ラグ & 5 が 4枚見え & 7 か 8 ラグなし

19 のラグはターツが1パターン、順子が2パターンなのでわかりやすい。

ここでのラグなしというのは 上家がその牌を切ってラグらなかったら順子が完成していない という事だが、ターツの待ち牌が全て見えてもそのターツが残ってるという事になる。これが前回の一点読み。
ラグがなくても手出しが入ると持ってる事はありうる。

4枚見えは実際に見えてなくても手出しやラグ等で持ってるであろうと読める場合も含む。


34 ターツ
→ 2 ラグ & 1 が4枚見え & 3 か 4 ( 1 と 6 ) ラグなし
→ 5 ラグ & 6 が4枚見え & 3 か 4 ( 1 と 6 ) ラグなし

13 ターツ
→ 2 ラグ & 4 が4枚見え (5 ラグなし) & 1 か 3 か 4 ラグなし

条件が細かいが 13 (2待ち) は 34 (25待ち) の下位互換 なので 5 が通るか 4  が4枚見えるまで は両面か愚形かはそんなに気にしなくていいのかもしれない。以降も両面の下位互換の愚形ターツは同じ考え方で両面のケアが第一。


45 ターツ
→ 3 ラグ & 2 が4枚見え & 4 か 5 ( 2 と 7 ) ラグなし
→ 6 ラグ & 7 が4枚見え & 4 か 5 ( 2 と 7 ) ラグなし

12 ターツ
→ 3 ラグ & 4 が4枚見え & 1 か 2 か 4 ラグなし

24 ターツ
→ 3 ラグ & 1 が4枚見え & 5 が4枚見え (6 ラグなし) & 1 か 2 か 4 か 5 ラグなし


56 ターツ
→ 4 ラグ & 3 が4枚見え & 5 か 6 ( 3 と 8 )ラグなし
→ 7 ラグ & 8 が4枚見え & 5 か 6 ( 3 と 8 ) ラグなし

35 ターツ
→ 4 ラグ & 2 が4枚見え (1 ラグなし) & 6 が4枚見え (7 ラグなし) & 2 か 3 か 5 か 6 ラグなし


67 ターツ
→ 5 ラグ & 4 が4枚見え & 6 か 7 ( 4 と 9 ) ラグなし
→ 8 ラグ & 9 が4枚見え & 6 か 7 ( 4 と 9 ) ラグなし

46 ターツ
→ 5 ラグ & 3 が4枚見え (2 ラグなし) & 7 が4枚見え (8 ラグなし) & 3 か 4 か 6 か 7 ラグなし


57ターツ
→ 6 ラグ & 4 が4枚見え (3 ラグなし) & 8 が4枚見え (9 ラグなし) & 4 か 5 か 7 か 8 ラグなし


68 ターツ
→ 7 ラグ & 5 が4枚見え (4 ラグなし) & 9 が 4枚見え &
 5 か 6 か 8 か 9 ラグなし

89 ターツ
→ 7 ラグ & 6 が4枚見え & 6 か 8 か 9 ラグなし


79 ターツ
→ 8 ラグ & 6 が4枚見え (5 ラグなし) & 6 か 7 か 9 ラグなし


ここは自分で書いてて余計わからなくなってきて精査しきれてないかもしれないけど、間違いや勘違いがあったらすみません。
おそらく文字だけざっと見て理解できる人はほぼいない。しばらく間を置いて見返したら何の話してるのかわかりませんでした。

この辺はざっくりでいいというか、大事なのは考え方であって実戦で考えた方がずっとわかりやすい。


最初のツイートの画像

8s 4p 8m ラグ
7s 4m 6s ラグなし
6s切った時点で67か79の単独ターツの可能性

って事だがここだけ見ると8sは偽ラグ、4pと8mはポンラグでリーチの直前の6s、というかずっと鳴きなしの可能性はある。

ただ対人的な読みでその可能性は低い、全ての情報を総合的に考えたら信頼度はそれなりに高いと思った。
4pと8mがポンラグかどうかは今回の読み(67sか79sの単独ターツがリーチ直前まで残っていた)とはあんまり関係なくて、8sのチーラグ(暗刻から切ってる)と6sのラグなしが真かどうかが重要。

6sのラグなしは1巡前の8mラグで信頼度アップ。8mのラグは4pのラグで信頼度アップ。4pと8mのラグは8sのラグで信頼度アップ。8sのラグは4pと8mのラグで信頼度アップと全て繋がってるイメージ。

4pと8m、どっちもポンラグという可能性は低いだろう。まして8s 4p 8m全て偽ラグという事はないだろう。すなわち鳴きなしの可能性も低いだろうという読み。

前の記事で書いたように天鳳はラグだけで偽ラグは読めなくても本ラグはけっこうわかりやすい。東発だと情報が少ないけど 東4 あたりまで行ったらさらに精度は高くなる。何回も同卓してる人はさらに。
雀魂は打数が少ないせいもあってか、よくわからない。

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