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乃木坂46 11thバースデーライブ③:四期生ライブのこと

 ダラダラ記事を分けて書いていますが、この記事は四期生ライブ。私が唯一現地参戦出来たのが、この日でした。

 序盤は、遠藤さんと賀喜さんがセンターを務めた表題曲。その後、各自の想い出をや過去を振り返りつつも乃木坂の歴史を振り返るコーナー(兼全員センターコーナー)に行き、遠藤さんの四期生一人一人へのメッセージ読みの後、四期生曲でぶち上がる、という構成でした。

金川さんに関することは別記事に書いたので、それ以外のことを。

・歴史の継承

 歴史を背負って行くこと、受け継いで行くことは、三、四期生の大きな責務になります。
 二年前の9thバスラの時点でもそれは同じでしたが、当時の四期生ライブは、下駄ップとか自転車発電とかワケの分からないことが混ざっていて、その点ではズレていたように思います。そんな歴史の継承なんて、求めているファンは誰もいないでしょうから。

 今回はそんなズレ、ネタのようなものは一切なく、王道の演出でした。私には、オーディションの頃を振り返る時間がやや長過ぎる感(もっと未来へ向かって欲しい)があったのですが、まあ許容範囲だったのでは、と思います。

 そして、こうした『歴史の継承』の姿勢を最も強く打ち出していたのが、四期生ライブだったように思います。
 五期生も全員センター企画はあったものの、継承と言うより挑戦としてのフレッシュさが強く、三期生はもはや、そうしたお題目をアピールする必要もない。その点、四期生は既に主力ではあるものの、まだまだ過渡期なんだな、とも感じました。

 私が嬉しかったのは、柴田さんセンターでの『アナスターシャ』。9thバスラでの三期生中村さんの『アナスターシャ』も、私の記憶には新しいです。今後は披露される可能性は下がる一方でしょうから、生で見られて嬉しかった。
 もう一曲、矢久保さんセンター(実際は外周にいたので、センター感は無かったですが)での『他人のそら似』があったのも、嬉しかったです。

・四期生へのメッセージ

 遠藤さんの一人一人への言葉。
 十五人全員に贈った言葉を全て合わせると、かなりの長さになりました。原稿を見たり、言葉に詰まることもなく、訥々と穏やかに、しかし想いを込めて語られる言葉は、とても心に響くものでした。

 乃木坂の顔としての役割、センターやフロントを担う役割に加えて、そうした言葉を発する役割まで遠藤さんに背負わせるのは、やや酷なのではないか。そうした思いもあります。
 しかし、ああした言葉を発せられるのは遠藤さんしかいないのも、確かでしょう。立派に役割を果たしてくれました、ありがとうございました。

 そして遠藤さんの言葉にもあった、掛橋さん。神宮で転落したのが8月末、現在も「療養中」というのは異常な長さです。
 事情は分かりませんし、軽々に「早く戻って来て」とは言えませんが、待っている人がいることだけは、信じて欲しいです。

・ぶち上がり

 終盤の四期生曲コーナー。
 『Out of the Blue』は、私は特別好きな曲ではないのですが、振付に合わせてペンライトを振るのは、とても楽しかったです。客を入れた状態で披露するのは恐らく初めてで、センターの早川さんにとっても嬉しい体験だったのではないでしょうか。
 ライブ序盤の挨拶、久しぶりのライブ復帰であることを告げた際、思わず涙ぐんでしまったことが示す通り、まだ体調不良からの復帰途上にある早川さん。今回のライブでも、参加曲数はかなり絞っていますし、まだまだ本調子とは行かないようですが、大きなきっかけになると良いな、と思います。

 私は新参なので、コールに対する渇望はありません。むしろ邪魔だと思っていて、特に『シンクロニシティ』のコールは完全に邪魔だと思っています。ちゃんと曲を聞きたい。

 しかしそんな私も、初めからコールをする気満々で準備していた曲。それが『ジャンピングジョーカーフラッシュ』です。曲を聞けば既に「ヘイ」「ホー」等が入っているので、コールを決めるのも簡単です。
 案の定、とんでもない盛り上がりで、特に私の席はステージに近かったぶん音響が半端ではなく、12月のアンダーライブで行ったZeppを思い出しました。正直歌はやや聞こえ難いぐらいでしたが、だからこその最高の体験で、忘れられないものになりました。

 それに続く『I see…』も爆上がりで、イントロで「やんさーん!」と叫んでしまいました。この終盤の上りっぷりは、四期生曲だからこそ出来ることだろうと思います。本当に楽しかった。

・四期生のこれから

 抜群の楽しさと共に、四期生が成長を続けてくれていることを、改めて確認出来ました。これから三期生と共に乃木坂の歴史を受け継ぎつつ、五期生へ、その先へとバトンを渡す役割を担ってくれると思います。

 ただ、バスラからは話が離れますが、
堂々たる貫禄を身に付けた三期生。
歌に圧倒的な強みを持つ五期生。
 それに対して四期生だけの強みがあった方が良いし、それは何だろう?と考えると、私には、高身長のスタイルの良さを活かしたダンス、それを含めた身体表現になるんだろうな、と思えます。
 やりたくても話が無ければどうにもならないのですが、ファッションや演技方面にもどんどん力を入れて欲しいです。

 ということで、他の期生についてはまたも別記事で。

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