挨拶自選十句 髙田祥聖編

悩むことが得意だ。なんで、どうしてっていろんなことが気になってしまう。俳句は因果を嫌う側面があるそうだけど、なんで、どうして。ぎょちゃん(塚本櫻𩵋さん)がリブラのメンバーを増やしたいと言ったときもなんでって思った。しんちゃん(木内縉太さん)ともっさん(山本たくみさん)で超バランスいいじゃん。まさにリブラじゃん。ぎゆうさん(内野義悠さん)と私が新メンバーとして加入することになったときも。ぎゆうさんはわかる。超すごいから。私はなんで、どうして。尋ねる勇気は、正直ない。でも、私はリブラのみんなを信じる。私を見つけてくれたみんなを。髙田祥聖、リブラ傾けます。

▷自選十句
人類の船造りたる立夏かな
be動詞けふは紫陽花と訳す
ほうたると四音さよならより長し
話すこと絶えて胡桃のよく馴染む
ほろほろと一語一語の氷りけり
風邪のまま抱かれ火刑となる覚悟
青い鳥ことり素数の遠くなる
子燕といふぼろぼろの生まれたて
分数に母と子のある彼岸かな
花もまた黙それでいいそれでいい

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