自分らしく人生楽しむために仕事をしてたらエンジニアになった話
LiBでフロントエンドエンジニアをしている阿部と申します。
LiBには3年ほど在籍しており、古株感をそろそろだしていけるぐらいになりました。
タイトルにあったように最初からエンジニアではなく未経験から転職した身で、エンジニアとしてはほんの少し特殊な経歴かもしれないので簡単にその紹介をさせていただきます。
※「エンジニア」は一口にいっても、さまざまな種類がありますがこの記事でのエンジニアは「Web系の開発エンジニア」を指すものとさせていただきます。
エンジニアになるまでの話
高校生くらいから「人生楽しく過ごすにはどうしたらいいかなぁ」と考えていました。(これは皆さんも考えたことありますでしょうか!?)
それはおそらく親の影響かと思われます。
親の仕事の話がほぼ愚痴ばかりだったので、
・会社員ってつまらないのかな...
・そんな仕事してたら人生楽しくならないじゃん...
・だったら社長になるしかない!
・社長になれば好き勝手にできるじゃん!
と若き自分は思っていました。
大学受験で学部を選ぶ時も、会社員じゃなく起業するもしくは士業になるのを視野に入れ、経営学部等を受けました。
なるたけ良い大学にいかなければという思いがあったので受験勉強に没頭しました。
それまでの成績が低かったため、勉強すればするほど新しい知識が増え、その分成績が良くなったので楽しい時間でした(大学入学後に「受験勉強が辛かった」という話を聞くと、後から特殊だったのかなと思いました)
ここまでの流れだと、在学中に起業してみたいな流れになりそうですが大学生時代は普通に過ごしていました。笑
アルバイトや大学のボランティア活動に勤しんでいて、イベント運営を裏方で支え、みんなが楽しく過ごしているのを端からみて楽しんでいました。
就職活動での転機
そして就職活動のタイミング。
周りがインターンやら始めるようになり自ずと僕も就職活動をするようになりました。
そこが自分の転機だったと思います。
OB訪問等、さまざまな会社の人の話を聞くうちに自分の考え方が変わりました。
「あ、仕事を楽しくやっている人もいるんだな」
それまで仕事はつまらないものという風にしか思っていいませんでしたが、「自分もそうなれるかな…」
自分で起業しなくても楽しく働くことができるんじゃないかと...
新卒で営業職へ
そこからは自分が楽しむためにはどの業界、どんな職種を目指せばいんだろうと考えはじめました。いわゆる自己分析ですね。
以下のようになりました。
仕事を楽しむためにはどんな要素があればいいか?
自身の成長を感じられる
新しい知識、技術を得られる
自分(もしくはみんな)で何かを作り出す
目に見える成果がでる
人に喜んでもらえる
他人にも楽しく人生を過ごしてもらえる転機に携わる
そして自分の考え方が変わった体験を基に、
・自分の親含め仕事をつまらない、苦痛だと感じている人は多くいて、その人たちは自身に合った会社もしくは職種に出会えてないんじゃないか?
・自身が楽しく働ける仕事に就ければ、人生も楽しくなるし、仕事の生産性があがり、会社にも良いことなんじゃないか…?
・まだ自分に合った会社・職種に出会えていない人たちに合った会社を紹介する
そんな仕事したいな...と思っていました。
以上の要素のことから営業系の職を、
業界は人材業界をメインで受けることにしました。
結果的には希望していた会社に最終面接で落ちてしまったこともあり、新卒採用のミスマッチを防ぐツール(動画、web、グラフィック等)を制作する会社に入社しました。
エンジニアになる時の話
そこでいろんな制作に携わるうちに特にWebに興味を持つようになり挙げ句の果てには「自分で作りたい」と思うようになりました。
それからデジタルハリウッドのwebクリエイターコースみたいなものに週末通い、勉強していくうちに制作する側の人間になろうと決心しました。(もし起業する上でも自分でwebサイトが作れるようになった方がいいなぁ、なんてことも思ってました)
未経験からの転職
卒業のタイミングで転職することにしましたが転職活動は厳しいものでした。
エージェントには門前払い。自分で転職活動するも未経験ゆえに書類で落ちることも多く...
とはいえなんとか小さいベンチャーに入社することができました。(当時は社長と2人...)
この時は業界等を選ぶ余裕はなく、とにかくエンジニアとして自分を採用してくれる会社であればOKという気持ちでした。
フロントエンドエンジニアになる
ここからフロントエンドエンジニアとしてキャリアがスタートしました。
(ただし、当時はそんな呼び名はなく Webエンジニアと言っていたような気がします)
Webデザイン、HTML、CSS、javascript(基本jQuery)、PHP(といってもWordPress)等を使用した受託制作をしていました。
様々な業界、様々な規模の会社のWebサイトの制作に携わることができ非常に良い経験でした。
30歳を超え、そろそろ新しい環境で新しいチャレンジをしたいなと感じはじめていました。特に転職活動はしてなかったのですが、しばらく経った後、ふとビズリーチに登録してみました。
そうするとあれよあれよというまに転職活動が進みました。
その中で
・スキルアップしたい(Vue or Reactやりたい)
・自分が興味ある事業のサービスに携わりたい
・もっとエンジニアが多くいる環境がよい
といった点を軸に会社を選びました。
結果的にLiBへの入社を決めました。
その理由は「今LiBにいる理由」として説明します。
今LiBにいる理由
その理由を話す前に一度LiBについても言及しておきます。
2018年11月に入社したのですが、ちょうど人数が一番多い時期くらいでそこから少しずつ人が減っていったのを覚えています。その辺りは社長のnoteにも話がありますのでよろしければご覧ください。
去っていった方々の中にももちろんエンジニアはいました。
辞めた方々から、会社の状況と僕をのことを気にしてくれたのか
「まだ辞めないんですか?」
と言われることもありました..
今もリブで働き続けている理由は以下になります。
①人材業界への想いと理念への共感
前述したように就職活動時の原体験がきっかけで人材業界を目指した「世の中の人が『楽しく』働けるようになってほしい」という想いはずっとありました(その想いから前職では、新卒や中途の採用担当も少しやっておりました)
「楽しく働く」といってもその楽しくは人によって基準は違うと思います。
そもそも仕事なんて楽しいものではないという方もいらっしゃるかと思います。
それでも一般的には仕事している時間は1日の3分の1を占めるものなのでその時間を「楽しい時間」にしてほしい。そうなると人生がより豊かになるのではないか、そう過ごしてほしいと思っています。
こういう自身の想いがLiBのビジョンである
「生きるをもっとポジティブに」
に近いと感じています。
仕事がつらくて人生がつまらないという方々が、「仕事を変えることで生きることがもっとポジティブなものになっていってほしい」と思っています。
②技術スタックが希望通りである
前職にいる時からVueに興味を持っていました。
現在、Nuxt,TypeScript × RESTful APIを用いて開発しているのでエンジニア目線としても希望通りなので満足しています。
③プロダクト開発の仕組み・体制の良さ
また仕組みや体制において良いなと思っている点があります。
PdMがノーコードでコンテンツを作成、編集できるフレームワークがある
PdMが自身で変えれるようなフレームワークがあり、これの良さが「ちょっとした文言変更したい、色変更したい」という時に基本エンジニアの手が必要ないことです。軽微な変更に時間を取られることがなくなり機能開発に集中できます。これは非常に嬉しい笑
なるべく軽微な修正は自分でやらなくても済むようなフレームワークを作るという楽しさもあります。まだまだ小さい組織なのでやろうと思えばなんでもできる環境
現在、フロントとサーバーに分かれていますが、どちらかだけをやるというよりはさまざまことができた方がよいという思想があります。僕は今UI周りにも関与していますが、PdMやインフラ等を横断的に対応することも可能です。人が良い
エンジニア含めPdMの方々もみんな人が良いです。
心理的安全性が高く、非常に働きやすいと感じております。
今後は明確に「π型エンジニアを目指す」という方針なのでフロント以外にも挑戦していきたいと思います。
大企業のように「役割が分かれているのが嫌だ」という方にとっては理想の環境だと思います。
④新しいミッションの誕生
これまでは女性を中心としたミッション、サービスでしたが、
「1人の可能性を どこまでも活かせる仕事のカタチをつくっていく。」
という新しいミッションができ、より僕が思う「人それぞれに合う仕事」を紹介できるようになったので現状離れる理由が特にありません。
今後もエンジニアとしてよりよいサービスになるよう頑張っていきます。
そんな僕がおすすめする職業
ここからは就職活動や転職活動している方々に少しでも参考になればと思って書かせていただきます。
1人ひとりに合った仕事を紹介するサービスを運営しておりますが、それは抜きに個人的に推している職業を紹介させていただきます。
それがエンジニアです笑
営業からエンジニアに転職してしばらく経ってからこのエンジニアというのは僕にとって天職に近いものがあるなと気づきました。
上述している「仕事を楽しむための要素」にほぼ一致したのです。
なので転職した後も特に辞めたいと思ったこともなくむしろ転職して正解だったと思っています。
ただ一時、30歳を過ぎてから少し前までは、ずっとエンジニアで居続けるのかPMやディレクターになるのかと迷っていた時期もあります。
それは、
・(個人的に思う)技術力が秀でているエンジニアではない
・エンジニアの35歳定年説
・プログラミングに精通したPMやディレクターはそんなにいない
・もっと稼ぐためにはそっちの道へ行くべきなのではないか
という点からです。
どちらかいうと「そうなりたい」というより、「そうなった方がいいのかな〜..」なんて漠然と思っていました。
ただ、今の会社の方々と話をしていくうちに(弊社では上司との1on1だけでなく、ナナメンター制があり他部署の上長との1on1の機会があります)、
ということで迷いは晴れ、これからもエンジニアとしてやっていこうと考えております。
話はそれてしまいましたが、エンジニアをおすすめする理由をあげていきます。
エンジニアの楽しいこと(エンジニアをおすすめするポイント)
やったらやった分だけ身に付く
自分がどれだけのことをできるかというのがわかりやすい
ものづくりをしているという実感がある
常に新しい技術/サービスがでてくる
新しい学びを得る機会が無限
俗に言う「手に職」感があります。そして、業界的にエンジニアの需要は高いです。
このポイントがいいなと思う人はぜひエンジニアも1つの選択肢に入れてみてください。
もちろんエンジニアは楽しいことばかりではなくつらいこともあります。
エンジニアのつらいこと(=これが嫌ならおすすめしないというポイント)
仕様がころころ変わり振り回される
納期の遅れをエンジニアで吸収させられる
障害を起こしてしまったら...というプレッシャー
新しい技術/サービスをキャッチアップし続けなければいけない
これは僕はまだつらいと思ったことはありませんがそう言った方々もいました。
※あくまで個人的な目線でのポイントです
つらいことはありますが、納品したり完成したり無事完了すると達成感が得られて結果楽しかったなと僕はなっています。
特に思うエンジニアのおすすめポイント
追加になりますが、エンジニアのおすすめポイントは、リモートワークがしやすいことです。
企業にもよると思いますが、エンジニアの職はパソコンがあればできるので比較的リモートワークがしやすい仕事だと思います。
弊社ではコロナ禍以降になりますが基本的にリモートで働いており、ここ半年で入社したエンジニアは石川、大阪に住みながらリモートワークしています。
リモートワークは子どもを持つ親に取っても非常にありがたい働き方だと思います。
我が家の話になりますが、
・朝、保育園に子供を送る際、ゆとりが出来るので急かす必要がない
・子供を迎えに行く際、不意の電車遅延で間に合わないという目に合わない
・小学生(高学年)の子が帰ってきて家に1人きりにすることがない
・このコロナ禍で保育園が休園になってもなんとかなる(年中の子)
といったような恩恵があり助かっております。
(最後はエンジニアの良さというよりはリモートワークの良さの話になってしまいましたね…)
簡単ではありますがエンジニアのおすすめする理由を説明させていただきました。(他にはフリーランス・業務委託・副業と働き方も豊富にあるというのもあります)
未経験の人でもエンジニアなれるのか?
中には、エンジニアは特別な専門職だと思っている方もいると思います。(自分はエンジニアにはなれないよ。みたいな)
僕自身も新卒の時はそう思っており、選択肢にも入っていませんでした。
しかし、今の時代は新卒で全くの未経験でも採用している会社も数多くあります。
転職をする上でも昔とは違ってプログラミングスクールがたくさんあり、学べる機会、チャンスは多いと思います。
・理系じゃないから...
・コードを見るとわけわかんなくて難しそう...
・もう年齢が…
と思う方もいると思いますがやる気があれば関係ないと思います。
僕自身もしばらくは黒い画面怖いと思ったこともありましたが今はもうすっかり慣れました。コードを見るとエンジニア以外の方は「エンジニアはすごいな〜」という方もいますが、僕はなんなら英語ペラペラの人の方が凄いと思っています笑
最初はわからないのは当たり前なのでどんどんチャレンジしてみるのが良いと思います。プログラミングスクールがたくさんあるといいましたが、webサービスでプログラミングを学べるものがあるので手始めにそういったのもので体験してみましょう!
ダラダラと書いてしまいましたが、僕はエンジニアをおすすめします!
エンジニアになって仕事を楽しく、人生を楽しく過ごしていきましょう!笑
ちなみに弊社でも現在エンジニアを募集しております!
もし興味があればのぞいてみてください。