いきかた

明日に怯える毎晩
日曜の夕日と共に沈むゆく希望

目の前のことに夢中になれなくなったのは
いつからだろう

試合のために積み重ねた練習の日々
試験のために向き合い続けた教科書とノート
とにかく夢中だった
いつでも必死だった

好きなことは金にならない
どれだけ頑張っても手元に返って来るものはわずか
そんな残酷な真実を知っても
それでもなお生きるため
多々ある苦悩を仕方なく受け入れる

本当にそれでいいのか
諦めることに抗いたくとも
前へ進むための力は一滴さえ残らず
生きるだけで精一杯
そんな人間に突きつけられる
「死ぬ気でやれ」という死刑宣告

ならどうすればいい?
何が最適解だ?
どうせ死に向かっていくのならば
その道のりはくらいは

己の意思で選びたくはないか?



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