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理想に近づく最短の方法は情報リテラシーを身に付けること

ダイエット法は、昔から様々な方法が出てきては消えていきを繰り返しています。
消えていくということは、効果が無いか、あっても一時的だからです。
ダイエット方法は斬新であればあるほど注目され、楽にできるものほど人気を得ます。
「最近話題のダイエット方法」が最近話題になっている理由を考えてみて欲しいのです。

話題のダイエット方法が話題になっている理由は?

それを見極める為に見ておきたいポイントは次の2つです

1、栄養学的なエビデンスがきちんと示されているか
どの栄養素がどう働いて、どういう効果をもたらすのかについて言及しているか。
タンパク質は筋肉のもとになるとか、ビタミンは健康維持に必要なんて、漠然とした説明は無意味です。
なぜその栄養素?狙いは?摂取量の目安とその効果は?そこが大事。
そしてその栄養素が自分の食生活で十分に摂れているかどうか調べてみる。
もし摂れているなら、痩せない原因は他にある可能性が高いから、違う方向からアプローチするべき。

2、被験者の属性が自分にも当てはまっているか
「運動を全くせずにジャンクな物や甘い物食べ放題で仕事もデスクワーク」
そんな被験者なら、何をしてもすぐに効果が出て当たり前でしょって話です。
もしくは「仕事や日常生活での運動強度は高いが摂取カロリーが多過ぎる人」が被験者の場合に、運動無し!1食変えるだけで〇〇kg痩せました!って、そりゃ痩せるでしょうねって話。

効果が出るように実験しているかも?

新しいダイエット方法を発信する際には、当然ですが効果が出ている必要があります。そこで、効果が出やすいであろう被験者を選んで実験をするという事もあり得るわけです。
「1日10分の簡単な運動で痩せられる!」という方法なら、全く運動せずに家でゴロゴロしている方々を対象に実験すれば、効果が出やすいでしょう。
「食前にこれを飲むだけ!食物繊維豊富なダイエット茶!」なら、米や麺類が大好きで、糖質ばかりを爆食いしている被験者に飲み続けてもらえば、食後血糖値の上昇が抑えられるでしょうね。そんなドリンクが売れているかわかりませんが。
「特に大食いではないし毎日ジャンクな物ばかりでもない、通勤や私生活で多少の運動はしている」なんて人が被験者であることは少ないでしょう。
特にテレビでの視聴率狙いや、ネットでのサプリ販売を狙った人間の発信する情報は、鵜呑みにできないですよ。
勿論、本当にジャンク食べ放題で毎日ゴロゴロしているなら、とりあえず何をしても効果はあるかもしれませんが。
根本的かつ継続的な改善は期待してはいけませんので、ご注意下さいね。

結局理屈はシンプルなんです

現在まで数え切れないほどのダイエット方法が、出てきては消えていくを繰り返す中で、絶対に消えない方法が1つ。
「適度な運動と適切な食事管理」結局はこれです。摂取カロリーと消費カロリーの収支、これに尽きます。
収入が支出を上回れば貯蓄になる→脂肪を蓄える
走らない車に給油すれば溢れる→脂肪になる

この理屈だけは覆らないのです。
ですが「やっぱりそこに行き着くのね、私は無理。」と諦めるのは早いですよ。
無理なく継続する為の工夫はいくつもありますので、正しい情報を仕入れて自分に合うか試行錯誤
これを少しずつ繰り返してみて下さいね。
私も過去記事でノウハウや考え方を発信していますので、参考にしていただければ嬉しいです。

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