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湯道

ストーリー
銭湯を畳もうとする兄(生田斗真)と守ろうとする弟(濱田岳)と銭湯が大好きな看板娘(橋本環奈)の「まるきん温泉」に癖の強いお客さんが来るエンターテインメント映画。この映画を観た後は必ず近くの銭湯に行きたくなる。僕は見る前に奈良県の御所市にある「御所宝湯」に行ってきた。大台ヶ原山に登った後に行ったので格別やった。でも山登りをしたことを抜きにしても最高の銭湯でした。
「御所宝湯」
https://www.gosemachi.com/takarayu/

おすすめポイント1
当たり前にあるものはない。
映画に出てくる湯道の師範の人生最高の一湯とした「くれない茶屋」という場所では、石窯のお風呂が最高の景色の場所にある。しかしそこには水がない。そのお風呂に入るには遠く離れた川の水を汲み、薪を集め自分で火をつけて入るしかない。昔の人はこんなことをしていたと思うとどんなことでも当たり前じゃないんやなと改めて実感。今の日本に銭湯という文化を残してくれた先人には感謝しかない。

おすすめポイント2
道。
道とは自然に習い運命に抗うことなくただひたむきに精進すること。自分の道を見つけて磨き続ける向上心こそが人生を輝かせる。最初にナレーションで深すぎることを言っていて、心に残った。自分はまだその道すら見つけることができていない。何か没頭できるものがあればいいと本気で思いました。

おすすめポイント3
銭湯で男女が出る時間を合わせる方法を知ることができる。
男女できた時に出るタイミングは事前に何分に出ようと話すしかなかった。でもそれでは時間を気にして入らないといけないのでなんかちょっとだけ嫌。この映画でその事前に時間を合わせなくても同じタイミングでお風呂を上がることができる方法を押し当てくれる。ぜひ観てください

書き記したこと以外にも本当に面白くてまた少し感動もできる映画でした。ぜひAmazonプライムで観てください。

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