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【乳がん闘病記:55】紅白まんじゅう。放射線後編へ突入。

私が通う病院の放射線科は地下2階。
地下1階の駐車場からまず1階の受付へ。
そして隅っこに置いてあるATMみたいな機械に診察カードを通し
出て来た診察予約表を隣に置いてある青いファイルに入れて
地下2階へと降りていく。

到着すると、まず小さな受付にファイルを差し出す。
交換で預けて置いた不織布の検査着を受け取る
早ければその段階で看護師さんか放射線技師さんが顔を出し
更衣室まで誘導してくれるし
混んでいる時は呼ばれるまで通路のソファーで順番を待つ。

さて、8月17日火曜日
放射線治療13回目までを修了し、残すところあと7日となりました。
(私は寡分割照射法を選択しているので日数が短いのです。)

平日毎日同じ時間に同じことを繰り返すので
もはや生活の一部として定着してきたカンジ。

放射線技師さんも毎回同じお二人。
穏やかで物腰柔らかな男性(恐らく上司)と女性の技師さん。
私を寝かせてから治療が終わるまでの
お二人の息の合ったコンビネーション作業を見ているのが密かな楽しみ。

ちなみにベッドに寝転がると
どうやら機械から発光されている緑の細い光の線と
私の胸に書かれた線を重ねるることで放射線の照準を合わせているみたいなのですが
毎回、骨盤の位置を調整されてしまいます。

真っ直ぐ寝ているつもりなんですが
私の感覚からすると、骨盤を右上がりに傾けられているカンジなんです。
もしかしてこれが正常な骨盤の位置?
そう言えば数年前に整体師さんに右の骨盤が下がってるって言われたっけ。

なので密かな楽しみもう1つ
毎回、今回こそ骨盤を治されないようにと
真っ直ぐを意識して寝転がってます。
でも、毎回直されます。
今のところ全敗です(笑)。

放射線を浴びている間は
ほのかに胸に熱を感じますが、特に痛くも辛くもありません。
治療後の倦怠感の副作用も最近はほとんど出なくなったし
胸が突っ張るカンジが多少出て来たけど、それもたまにだし生活に支障が出る程でもない。

ですが色ですよ。
昨日、お風呂上りに鏡を見たら、右胸だけ見事にピンク。
私、元々肌が白い方なので
両胸同時に見ると紅白まんじゅうソックリ!!

クリニックの先生も放射線科の先生も看護師さんも
「肌の影響もそんなに出てないですねー。」と言うのだけど
これで出てない方なんだ。

でも確かに
ピンク肌にはなったけど日焼けという程ではないし
最初に聞いていた「胸が硬くなる」っていう現象も今のところそんなに感じないかも。
っていうか、どちらかと言えば内側は柔らかくなってきたんじゃないかな。
ちょっと前まで全体的に固めのシリコンが入ってるみたなカンジで
しかも横に張ったような形状だったけど
今、だいぶ柔らかい場所が増えてきて下にタプンと吊り下がる感じが戻ってきたみたい。

そして皮膚表面の感触も今のところカサカサしたりごわついたカンジはない。
これは保湿ケアが効いてるのかな。

紅白まんじゅうにはなったけど
痛みも痒みも乾燥も今のところ出ていないから、影響が出てない、という先生や看護師さんの言葉は間違ってはいないんでしょうね。

印が消えそうになっていたら線を書き足したり
週に1回写真を撮る日があって、そんな時は数分遅くなるけど
基本的には地下2階で過ごす時間は平均10分程度。

後は1階で会計して帰るだけなのですが
会計も私、高額療養費限度額認定証を発行しているので
先週半ばから支払いも不要で診察カードを会計に提出したら終わりです。

これまでの非日常が今の私の日常。
それが何だかフシギ。

さて、今回も放射線の話になったので
次回こそ、メンタル系の話をしてみようと思っています。
メンタルっていうか、闘病中にぼんやり考えたこと?

そうそう!考えていたことと言えば!
もう既に読んで下さってる方もいらっしゃいますが告知させて頂きます。
以前からちょこちょこ話していた旅系マガジン、始めました。
記事はまだ挨拶文を含めて3つくらいしか書いてないけど↓↓↓

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