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【乳がん闘病記:73】スローチェンジ。体調変化と久しぶりの検診。

酷暑も台風もコロナ第7波もくぐり抜け
気付けばもう9月下旬となりました。
皆さまいかがお過ごしでしょうか?

8、9月は公私ともに忙しくしていましたが、私は元気にやってます。
元気なのですが、体には少しだけ変化がありました。
今回はまずその話から。

体調変化その1。生理が終わった・・・と思った・・・。

タモキシフェン服用から1年、基本28日周期で早まることはあっても遅れることはなかった生理が
7月初めにあったのを最後に8月末まで止まってました。
8月に入って数日たって「あれ?そう言えばまだだな。」と気付き
そのままお盆を迎え
こんなに遅れたこと、これまで1度もなかったし始まる気配さえなかったので
そうか・・・ついに私も生理が止まったんだ・・・と思ってました。

次回の闘病記、「グッバイ・生理」っていうタイトルにしよう♪
そう思っていた8月末、「遅れてごめんね~」とやって来た生理。
しかも旅行前日。。。

もう、何だよぉ~!!
どうせ遅れるならあと数日忘れて欲しかったよ~っ!!

まぁでも、遅れてきた上に量も少なくて
旅行自体にはさほど影響はなかったんですけどね。

一昨日久し振りの診察で生理が1ヶ月飛んだことを話したら
「1回飛んだだけではまだ何とも言えないけど、もしかしたら終わっていく段階なのかもね」と先生が仰ってました。
終わるならもう終わってもいいけど
ここまで順調な体調、終わると何か変わるのかな・・・と思うとドキドキ。

体調変化、その2。少しずつ戻りつつある感覚

手術した右胸は今、切開した下側のみ、上から押さえると痛みが残っています。
そして腫瘍があった中央付近は神経と皮膚を切り離したので、ずっと感覚がない状態でしたが
最近、やはり上から押すとかすかに痛みを感じるようになってきました。
ちょっと前までは押しても麻酔が効いた唇に触れているような感覚だったけど、これって・・・
とこれまた一昨日の診察で先生に話したら
「だいたい1年くらいで同じように感じる患者さんが多いんだよね。」とのこと。
感覚が戻ってきて痛みを感じる部分は増えたんだけど、
長い時間をかけて身体は元に戻ろうと頑張ってるんだなぁと思うと、我が身ながら健気で愛おしくなります。

体調変化、その3。何故か痩せ続ける身体(笑)。

夏以降忙しかったし暑いし、でほとんど運動しなくなり
更には忙しかったし暑いし、でアルコールを飲む日も少し増えてました。

自宅の体重計が壊れてずっと体重測ってなくて
クリニックで久々の体重測定だったので
今回は増えてます、って言われるだろうなぁ~と思ったら
何と、更に1キロ痩せてました。

先生にも「血液検査も問題ないし体重管理もしっかり出来てる。よく頑張ってますね。」と言われたけど・・・

な~んにも!!
何にも頑張ってないです~。
あれだけ痩せたいと思っていた手術前まではどんなに食事に気を付けても痩せなかったのに
一体これは何なんだ!?

でも、よくよく自分の体を観察したら、その1キロは脂肪ではなく筋肉が落ちているような気がする。。。
全然運動してないもんなぁ。
ヨシ!涼しくなってきたからまたウォーキング再開しよう!

と、体調変化についてはこんなカンジです。
小さな、ゆっくりとした変化なのですが、どの変化も身体の中の細胞たちが生きるために頑張っている証拠。
穏やかに受け止めて、穏やかに日々過ごしたいと思います。

そうそう、穏やかと言えば一昨日の診察。
6月の1年検診で問題がなかったので、毎月だった検診が3ヶ月毎となり
先生にお会いするのもまさに3ヶ月ぶりだったのですが
いつも穏やかな先生が一昨日はことさら優しく穏やかで。

検査結果も順調なので難しい話もないし
そして視診触診があって診察室のベッドに横たわったんですけど
最後、起き上がる時に会話しながらそっと私の手をとって起きるのを補助して下さって

今までそんなことなかったから一瞬驚いたけど
その手をとって起こす一連の動作が何だかとっても紳士的で

手を差し伸べられるってこんなに嬉しいんだな~
大切にされているって感じるな~という思いがすぐに胸いっぱいに広がって
幸せな気分のまま帰路につくことが出来ました。

ほんの些細なことにこそ、感謝や喜びは満ちていると思う。
それを感じ取れる力、これももしかしたら闘病生活がゆっくりともたらした
変化かもしれません。

では、今回の闘病記はこの辺で。
次回もまた、体調や検診結果などを中心に綴らせて頂きますね~。

自分の治療や生活は何とかなるので、もしサポート頂けましたらご支援は近くの保護猫支援団体に寄付させて頂こうと思います。ネコ達に沢山生きる力をもらってきたから、せめてもの恩返しに。