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【乳がん闘病記:61】無反応。ホルモン療法開始から1ヶ月経ちました。

10月5日火曜日。
うわー!もう10月だ!!
9月中旬~先週まで、忙しくってnoteを書くヒマがありませんでした。
頭も身体もフル回転、目の前の作業をこなしつつ、あーしてこーしてと段取りに思いを巡らせている自分。
あぁ、もうすっかり普通の、乳がん闘病前の日常に戻ったんだなと感じました。

9月7日に開始したホルモン療法
タモキシフェンを服用し始めて約1ヶ月になります。
副作用は、と言うと・・・

ほぼ、ありません。

正直
「こんなにフツーで大丈夫?薬、ちゃんと効いてるのかな。」
と思うくらい、更年期障害的な兆候もないし食欲も減りも増えもしない。
強いて言えば、生理が5日ほど早く始まったことくらい。

という話を
昨日4日がクリニック受診日だったので、看護師さんや先生にしました。

看護師さん→「副作用はないに越したことはないですから。良かったですね。」
先生→「そういう人も結構いるんですよ。ネットとかでは副作用がある人の話が多いけど。
ただ、生理は確かにちょっと早かったから・・・経過は今後も観察続けましょう。」

どちらにも軽く受け流されたので、ホント、こういうタイプも割といるんだろうなと思いました。

ちなみに今回の血液検査でも特に異常なし。
あ、でも前回の血液検査で中性脂肪が増えていたので、食事に気を付けるよう言われました。

「中性脂肪って皮下脂肪に変わるから。皮下脂肪を蓄えると女性ホルモンが増える原因になる。せっかく薬で女性ホルモンを押さえているのに意味がなくなるでしょ?だから体重管理、特に脂肪の管理は今後大切だからね。」
と先生。

なるほど~。肥満は乳がんの発病リスクが高くなる、と聞いたことがあるけどそういうことか。

「でも先生、私、食生活はここ数か月変わってなくて・・・というか、今の方がどちらかと言えば健康的だとも思うんですけど、他に要因は・・・。」

「いや~、まずは食生活だね。だって中性脂肪以外は全て正常だし。例えばラーメンをいつもよりよく食べた、とか、ほんのちょっとした違いでも中性脂肪は増えるから。」

そうなんですね。
まぁ確かに、8月は毎日放射線に通ってたから外でランチやお茶する機会も数回あったし頂き物も多かったからその辺が要因かも。

「分かりました。食生活、もっと意識します。他に気を付けることはありますか?」

「体調も問題なさそうだし、後は適度な運動かな。散歩がいいですよ。運動にもなるし飽きないし。1日7000歩を目安にしたらいいかも。
あ!そうだ!コレいいですよ。患者さんに教えてもらったんですけど。」

そう言っておもむろにパソコンで何やら検索しだす先生。
そして「コレコレ。」と見せて頂いたのが
Coke Onアプリの紹介画面。

「歩いたらスタンプが貯まって、ドリンクがもらえるアプリらしいです。コレ良くないですか!?ただ歩くより絶対モチベーションあがるでしょ!?」

嬉しそうに話す先生。
「ホントだ!良さそうですね!帰って早速調べてダウンロードします!!」
と微笑ましい気持ちを押さえてお返事する私。

そしてちゃんとアプリダウンロードして、今日から使ってます。
来月の受診日は、この話題で盛り上がろう。

最後に胸の診察。
「だいぶ硬くなってきました?」と聞かれたので
「それが・・・自分ではあまり変化がない気がするんですけど・・・」と答え診察台に横たわり前を開けると
先生も看護師さんも「ホントだ!!」

放射線による皮膚への副作用。
放射線治療を終えて1週間後くらいが一番ピークで、そこから数年かけて少しずつ元に戻る、と聞いていましたが
私の場合、結局ほとんど色も変化なく、皮膚や胸そのものが硬くなる、といった現象も今のところ起きていないんです。

これは結構稀なケースらしく、こちらは先生も看護師さんも驚かれていました。
そして
治療終了後2年経過した人とほぼ同じくらいだね~と
どう反応して良いのか分からないお言葉を頂きました(笑)。

「後から症状が出ると聞いていたので、いつ来るか、いつ来るかと思っているうちに1ヶ月経ちました・・・これからってこともありますか?」

「いや~、ここまで経過していたら、もうこの先で副作用が出ることはないと思いますよ。でも皮膚が乾燥状態にあることは変わらないので、保湿はこれからも欠かさずに。そしてリハビリも欠かさずに。」

分かりました、とお返事して診察は終了。

敏感肌でアレルギー持ちの肌なのに
やはり最初に放射線科の先生方が仰っていたように、それと放射線の副作用は関係がないんですね。

こんなカンジで
今現在、私はほぼ普通に生活出来ています。
やっと仕事も通常通りこなせるようになってきたし、これからは食事と運動に気を付けて
もう二度と周囲の皆様にご迷惑をかけなくて済むよう、明るく健康的な毎日を過ごしたいと思います。

さて、健康的な話、で思い出した
次回は前々から書きたかった「アルコールと私、現在」についてお伝えします。
お酒は心の友、という人生を長く歩んできた私が今、どのようにアルコールと向き合っているのか
その方法や心境、体の変化などについて、赤裸々に綴ってみますねー。


自分の治療や生活は何とかなるので、もしサポート頂けましたらご支援は近くの保護猫支援団体に寄付させて頂こうと思います。ネコ達に沢山生きる力をもらってきたから、せめてもの恩返しに。