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【乳がん闘病記:27】世界が眩しい。術後4日目、退院出来ました。

6月22日
朝、先生がドレーンを抜いた傷口を確認。
きちんと塞がってるということで防水テープを貼ってもらい
正式に今日退院となりました。

自宅で行う右腕のリハビリを教えてもらいました。
まずは肩甲骨を寄せるように右肩を後ろに反らし
その状態で肩をゆっくり回す運動
そして右ひじを伸ばした状態で手のひらを前に向け
そこからゆっくり横へ動かす運動。

この運動は少しずつ高さを上げていくこと。
痛いと思う場所でその日は止めること。
だけど翌日はほんの数ミリでもいいから前日より高い場所まで上げること。
これを繰り返していくと
腕が真上まで上がるようになるとのこと。

傷は小さいはずなのに
私、右腕内側が少し麻痺しているし
まだひじもゆっくりでないと伸ばせないので
2つ目の動きは今のところ結構キツイです。
ひじを伸ばしたまま横に伸ばせないし
高さも今日は顔の前くらいが精一杯。

そして数回やると胸の傷が痛みます。
えー、コレ
もしかして元に戻るの、想像以上に時間かかるんじゃないかな(汗)

でもまぁとにかく
ここからの回復は入院していようがしていまいが関係ないとのことなので
退院しちゃいますけどね。

全ての傷に防水テープを貼ってもらったので
やっと今日から全身シャワーが許されます。
普通にシャワー浴びるくらいなら剝がれることはないと思うけど
もし剥がれたら、必ず滅菌ガーゼをあててすぐ病院に来て下さい。
放っておくと傷口からばい菌が入って化膿してしまうので、とのこと。
出来るだけ、触らない様にしよう。。。

手術以降
常に胸に巻いていた硬いさらしのようなリブバンド。
傷口が開かないように胸を固定するためのものですが
今夜から、寝る時は外して良いですよ、とのこと。
えっ!いいんですか!?
嬉しい・・・寝る時だけでもこの圧迫から解放されるなんて。

でも、日中は確か1ヶ月ぐらいつけっぱなしなんですよね?と尋ねると
うーん・・・このまま行けば再来週くらいには日中も必要ないかも。
まぁ、来週の抜糸の時に考えましょう、とのこと。

腕はあんまり動かないけど
傷口自体はやはり予定よりだいぶ早く治っているみたいです。

昨日、髪を洗った後傷が痛んで・・・というと
痛み止めを処方してくれました。
6時間間隔を空けなくてはいけないけど
痛みはガマンする必要ないから適時飲んで下さい、とのこと。

では次はクリニックで、と挨拶して先生とお別れ。
毎日往診、本当に有難うございました!

朝食を食べて
(最後の朝食、洋食でクロワッサンが美味しかった)
着替えて今日まで出していたものをスーツケースにしまっていたら
看護師さんが今回の医療費の伝票を持って来られました。

手術&4泊5日のトイレ付個室利用で10万ちょっと。

まぁ、予測した金額とほぼ同じでした。
本当に有難い高額療養費制度。
しかも高額療養費制度って前年の収入で負担額が変わるんですが
私、前年がコロナの影響で極端に年収が落ちていたので
下から2番目の負担額で認可されたのも有難かったです。

ナースステーションへ行き
副主任の看護師さんにご挨拶。
とても良くして頂いたのに
急な退院で何もお礼が準備出来なくて・・・すみません、というと
可愛らしい看護師さんは笑顔で
そんなの必要ないですよー!退院おめでとうございます♪と
可愛らしい笑顔で見送って下さいました。

初めての手術&入院体験だったけど
めっちゃ過ごしやすかったなぁ。
昨日も書いたけど
笑顔を絶やさずキビキビ働いていらっしゃる病院のスタッフさん方のお陰ですね。
本当に有難うございましたー!!

1Fにてお支払い
そして保険会社からの診断書をお渡し。

出来上がるのは病理検査の結果がでる1ヶ月後とのこと。
時間かかるなー。でもまぁ仕方ないか。

そして呼んでもらったタクシーで
いよいよ病院を離れ、愛しのテンルビが待つ我が家へ!

4日ぶりに見る、広い世界。

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眩しい・・・。
たった4日離れていただけなのに
すごく明るく、美しく見えます。

そして我が家に到着!
ただいまぁ~!!テンテーン、ルンルーン・・・って
あれ?

私を見て
ピューッとテレビの裏に一目散に隠れるルビ(ハチワレ猫)。
ガーン!!
いつもなら足元にまとわりついて来るのに、まさか、もう忘れちゃったの!?

しばらくするとテン(黒猫)が
ソロリソロリと出てきて
そーっと近寄って来ました。
こちらはギリギリ、覚えていてくれた様子(笑)

隠れていたルビも
数分後には思い出したのか
いつものようにまとわりついて来たのでホッ。

午後以降は
スーツケースから荷物を出して片付けたり
テンルビと遊んであげたりして
現在に至る、なんですが・・・

やっぱり、たった4日とはいえ
だいぶ体力が落ちているらしく、夜にはなんだかグッタリ。

そして
ただ家で荷物片づけてネコと遊んだだけなのに
意外と腕を使うもので
ちょっと傷が痛い。

リハビリは焦らずゆっくり
でも毎日必ずやってね、と色んな人に言われた意味が
ようやく理解出来ました。
急に色んな動きは出来ないんだ。
体力を戻しながら、右側も少しずつ慣れさせながらでないと。
いつまでに、など期限を決めてしまわずに
しばらくは身体の様子を確かめるつもりで気長に取り組もうと思います。

さて、これからいよいよ全身シャワーを浴びます。
つまり、初めて全裸になる。
術後の胸との初対面です。

今まで硬いリブバンドを巻いていたから
そして診察の時も直視する勇気がなかったから
どうなっているのか全然検討が付いていません。
結構ドキドキしています。
結果はまた、次回お伝えしたいと思います。

最後にほっこり画像を1枚。
遊び疲れて
夕空を眺めているテンルビです。

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自分の治療や生活は何とかなるので、もしサポート頂けましたらご支援は近くの保護猫支援団体に寄付させて頂こうと思います。ネコ達に沢山生きる力をもらってきたから、せめてもの恩返しに。