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【第18回Liberte】感性を育てるピアノ教室Smilepiano代表山崎香織さん


Liberteのライターでもある山崎さんのプロフィール詳細はこちらから。


ピアノレッスンの他、演奏活動やイベント企画での音楽監督などを務める。

4歳から母の手ほどきでピアノを始め、その後数々のコンクールに出場、高校時代は全国大会常連のオーケストラ部に所属し音楽三昧の生活でした。

ところが19歳の時、二人三脚でやってきた母が亡くなりました。演奏会間近、失意の私でしたが、仲間から「プロはどんなことがあってもコンサート当日は一生懸命取り組む。」と言われ、はっと思いました。10代でプロの厳しさをしったことはその後の自分に大きな影響を与えました。

音大に進んだ後、在学中からピアノ教室で教え始め、演奏活動やコンサート企画で収入を得られていたのですが、卒業後は社会勉強のために法律事務所に勤務、4年の経験を経て、やはり音楽の仕事に集中することにしました。

スマイルピアノで子どもたちに伝えたいのは、音を出す表現することの楽しさです。聴覚障害のある子どもを受け入れた時、補聴器では倍音の高さが違うことを知り、なんと伝えれば良いのか考えました。「優しい気持ちで弾いてみて」というとそれが伝わることを経験。色育や統計心理学を取り入れるなどクラシックピアノの指導のセオリーにとらわれず、子どもたちが自分を表現する楽しさに目覚めるような指導を心がけています。「やりたいことをやらせてくれる」という特徴が支持を得て、紹介や口コミで生徒さんが増えていきました。

現在、学習塾、音楽、お金を学べる「感性のびるーむ」というプロジェクトも立ち上げました。そして夫と共に共育・共行をコンセプトにした保育園を作ることも計画しています。

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<ライターより>

音大の雰囲気が窮屈だったと語る山崎さん。体制然としたものがある世界で自分のやりたいようにやるには、反発があったりいやな思いをしたりという経験も恐らくあっただろうと思います。そこを軽やかに乗り越え、自分軸を持ってお仕事されています。いつもニコニコ明るい笑顔。リベルテには最初勘違いで参加したという逸話もありますが〔笑)、まさに「わたしスタイル×わたしビジネス」。リベルテらしい女性起業家さんです。今後の活動も注目ですね!(松本美佐)

<関連ウェブサイト>

スマイルピアノ 

ヨガ・クラシック(現在企画中のイベント)

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