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2018年、手放す

2018年はとにかく手放す年でした。

年初から今までかかわってきたIT業界からはもう外れようと思っていたのですが、職種を変えて結局IT業界に転職して、人不足でまたPM(プロジェクトマネージャー)になり。。

そうした中で、なんで外れたいのか
何から外れたいのかと考えてみたところ、私はスピードが速くて忙しない所から出たい、ただ相手を思って何かやるだけにしたいと思っていた事に気づきます。

IT業界では研究職⇒SE⇒保険会社システム部門(契約担当など)⇒スタートアップ企業と、さまざま渡り歩きました。
やればやるほど、憎悪や忖度と何が良いのか楽しいのかということが私自身の心を離れる感覚がありました。

評価もそれなりに受けました。

SEをやっていたところでは、通常2年かかる昇格に半年で選ばれて、一時期すごいスピードで上がりましたし、保険会社でも昇格対象推薦も受けて研修では「マネジメントの逸材」とか言われました。

どこへ行ってもできる人、できそうな人でした。
それをやりたい時期もありましたが、今はもうやりたくないです。

クライアント、ユーザのためと言いつつ、自分でもそうしたいと思いつつ、「あれ、これそうじゃない」と我に返りがっかりするんです。で、立場的にも自分の意志でなく、メンバーや上司など自分以外の人のことを優先することとなって、自分が後回しに。

プライベートでもそうでした。長くなるので書きませんが、自然に発してしまう言葉で相手を不快にするのではと思って、どこか正解を発したいと思うところがあります。

息子へも。

結局、自分をおざなりにして痛めてヘトヘトになっていたことに気づき、自分をご機嫌にして楽しませたい、大切にしたいとはっきり分かった年でした。

「お母さんはため込む感じがするから、ため込んで欲しくない」と息子にも言われ背中をとんっと押された気がします。

それからは残したいものと手放したいものを決めていきました。
今まで仕事でもやってきた、マネジメントを手放すということもその一つとなりました。

今思えば、大学の時は卒論で頑張りすぎて体調を崩し、仕事でも育児との両立で追い詰められて、その後仕事が軌道に乗ったところで身近な人に心配されて止められてと、頑張ろうとした時には必ずと言ってもいいほどどこかからストップがかかっていた気がします。

だからもう、頑張らないことでいいかなと。
それが自分のご機嫌と、結果身近な人が喜んでくれることになると思ったから。

というわけで
会社員は卒業して、色んな人に甘えて自然に生きていこうと思います。

やりたい事ができたら、やるし
その時には必要な分で。程々に感じたまま行こう。

泣いて喜びながらお酒や旅のお供にします。