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いいデザインとは?

みなさんにとって、「いいデザイン」とはどんなものでしょうか?

・多くのファンに愛され、多額の収益を上げるデザイン
・コンテストで入賞されたデザイン
・多くの人に伝えたいことを伝えられるデザイン

どれも正解です。

趣味・趣向・立場で人それぞれ自分だけの正解を持っていると思います。

参考までにぼくが捉えているいいデザインとは

失敗を乗り越えて生み出されたデザイン

です。

デザイナーとして創作を請け負った際は、この「いいデザイン」基準で作業を進めるよう心がけています。

自分が「いい」と思ったデザインと、お客様が「いい」と思っていただけるデザインは、異なります。

一般的にはお客様が「いい」と思っていただけるデザインをゴールに設定すべきなのですが、ぼくはアーティストの一面として自分の「いい」もできるだけ取り入れたいです。

それには、何度もデザインを生み出してお客様の意見を取り入れつつ、修正していきます。

その点では生成AIは強力なツールで、短時間でこのやり取りができるクオリティのデザインを用意してくれます。

それを乗り越え、自分もお客様も「いい」と思ってもらえるデザインこそ、ぼくにとっての「いいデザイン」です。


このマインドは、ぼくの大好きな漫画の #宇宙兄弟 の主人公の南波六太のセリフから醸成されたものです。

NASAでの宇宙飛行士訓練中にローバー探査機作成をチームで協議していたときのセリフ

値段の高い部品で作ったものがいいものとは限らない。だが、失敗を乗り越えてできたものは、いいものだ

という内容に深く共感しました。

機械エンジニアとして15年程度キャリアを積んできたので、同じ機械エンジニアキャリアをもつ六太に共感できる部分が多いのだと思います。

アイキャッチはSPACEAGENTの鷹尾さんからプレゼン資料のデザインを託され、その中で作画に失敗して自分だけで持つことにしたものです。

提出させていただいたデザイン群は無事、鷹尾さんにとっていいデザインになれたようで嬉しいです。

生成AIが台頭してきており、ますますクオリティの高いデザインが巷に溢れるようになってきます。

そんな時代、デザインに如何にストーリーを息吹かせるかがオリジナリティにつながり、今後のデザインの楽しい在り方なのかなと思う、今日この頃です。

生涯3度の精神病を経験し、今はパニック障害を患っておりますが、そんなぼくでもあなたのお役に立てたら嬉しいです✨