日本のゲイに圧倒的人気を誇る9monstersに思う事

9monstersを知っている前提で書きます。

9monsters、本当にえげつないアプリだと思う。

ゲイ社会そのものを割と形容していると思っている。

ランク表示、属性表示、人気ユーザー表示で思っきりユーザーを格付けして、ルッキズム助長している点。

勿論やらないよりかはマシなんだけど、あんなアプリ作っといてゲイの人権がどうのだとか発信されても、内心、苦笑いの自分がいる。

9monstersに、性の主体性という概念は、無い。思いっきり「性的対象化」に最適化したアプリだと思う。

本来、出会い系サービスを作るにしてもユーザーを格付けする必要性も、それを可視化する必要性もない。このようなアプリが定着している事こそ、ゲイ社会を形容している。

ゲイに圧倒的に人気のツイッターについてもルッキズム的観点から同じことが言える。

ゲイのツイートでいいねつくかって、とりわけツイートの中身じゃなくて見た目なんですよ。
出会い垢なのだから仕方がない部分もあるのだけれど。
いいねやRTやFF比によって、自分の性的価値を可視化される。

ツイッターも9monstersも、圧倒的な利用者を誇るパソコンで言うWindowsみたいなもので、ゲイにとっては貴重なプラットフォーム。使わないと、実際かなり不便だ。

僕も多少本読んだ程度の知識だけど、ゲイ社会には割とフェミニズムの知恵が必要だと思う。



なんか自分は生きづらさを感じる。


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