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コーチングご感想~リーダーこそ自分自身のコーチングが必要~

コーチングというと、ビジネスシーンで目標達成のために行われるというイメージが、日本ではまだまだ強いのですが、私が学んだコーアクティブコーチングは、その人の人生全体を扱います。
なぜなら、人の心は、仕事の部分、プライベートの部分と切り分けられるはずもないからです。
その人の核の部分にアプローチすることで、仕事を含む人生全体に変化が生まれます。
ただ、クライアントが、経営者など組織のリーダーである場合、その人の人生全体、その人のあり方全体が変化することは、当然ながら、組織にも大きな影響を与えることになります。
そういう意味でリーダーとして、いろいろなものを背負い、頑張っている方へのコーチングには、私自身、特別な想いがあります。
そんなリーダーのお一人のご感想をシェアさせていただきます。


会社が大きくなっていく中で、自分が変わる必要性を感じていたタイミングで、吉川さんからコーチングを受けてみないかとお声掛けいただきました。

というのも、当時、業務を人に任せていく必要性を感じていたものの、人(社員)に対して、負の感情を持ってしまうことも増えていて、任せることが出来ないジレンマに陥っていました。
でも、自分が変わらなければ会社も変わらないということはわかっていましたし、コーチングにも興味があったので受けてみることにしました。

受けてみて、自分が固執している考え方の芯というか、根源が分かったことが、その後の変化に繋がったと思います。
コーチングセッションの中で、『ガミガミおばさん』と名付けたのですが(笑)、(~すべき)(~こうあらねばならない)という考えが、自分に対しても、人に対しても強く自分の中にあったことに気付きました。

原因が分かって俯瞰することが出来ると、あとは内観して実行すれば良いだけです。そして、その内観➡実行のスピードは自分でも早いと思うので、その後は、まるで長年あった鎖が取れたように変化していきました。

そして、自分をちゃんと理解できると人を認められるようになります。
今は、「怒ることがあるの!?」と言われたりすることもあり、人に与える印象も随分変わったのではないかと思います。
また、ずっと自分の弱点だと思っていたことが、自分の強みだと気付けたことも自信になりました。
経営者を含めて組織のリーダーこそ、自分自身のコーチングは必要だと思います。


よく経営者は孤独と言われます。
確かに、悩みながらも、自分で判断し、決断し、行動することが求められます。
ただ、そんな状況にあっても、「~べき」と自分を縛るのではなく、源にある事業への想いに立ち返る、本来の自分に還る、それによって、よりしなやかに経営者として歩みを進めているMさん。
とても素敵で、尊敬する女性経営者です。

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