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何かのために何かを犠牲にすることなくピュアな『わたし』を生きること

庭の薔薇が咲き始めました。
花びらの重なりが、まあるく広がっていくさまは、本当に綺麗です。

コーチングをしていると思うのです。
私たちの人生も、本来は、自分という核から花咲く花のようなものなんだよね、と。
花びらの一枚一枚、すべてが大切です。

人生のすべてが『わたしを生きる』ことの表現

人生が、自分という人間が花咲いた状態、その表現だとしたら、人生のどこを切り取っても、『これがわたしの人生』と思えたら最高ですよね。

単に、思うままになっているとか、いないとか、そういうことではなくて、格闘していることも、悩んでいることも含めて、本来のピュアなわたしがそこにいると、自分で納得できるような人生。
生きていること実感できるような、細胞の一つ一つが生きていると感じられるような人生。

まさに生き様ってやつです。

人生のすべてを大切にしていいんじゃない?

以前、ワークライフバランスという言葉をよく耳にしました。
ワークとライフを天秤にかけて、バランスを取る・・・うーん、なんか違和感でした。

だって、仕事も、自分の表現、生き様の一部だとしたら、バランスを取るってその発想が、そもそも違う気がします。

仕事を生活していくために嫌々やっている、または仕方なくやっているのだったら、バランスを取るって発想も出てくるかもしれません。

でも、人生の多くの時間を費やす仕事、
それはあまりにも勿体ない気がします。

私の両親は、自営業で中華料理店を営んでいました。
料理が大好きな父と接客が大好きな母。
お客様が『ごちそうさまでした。』『美味しかった~ありがとう。』とお金を払ってくれて、『ありがとうございました!』をお金を頂く。

派手な喧嘩もよくしていましたが、好きなことを仕事にしていた二人の姿を見て育ったことは、とてもありがたいことだったと思います。

そして、50年以上大好きな仕事を続けて、出来ればもっと仕事を続けたいと言いながらも、身体が言うことを聞かなくなり、仕方なく店を閉じました。

閉店の前の1週間、お花やプレゼントを手に沢山の常連のお客様が来てくれたそうです。
仕事は、二人の人生の大切な一部でした。
仕事もプライベートも人生がまあるく一つになっていました。

もちろん、時間のやりくりなどは、自営業だから可能だったこともあると思います。でも、まずわたしたち自身が、自分の人生のすべてを大切にしたい!大切にする!と意識を変えることが始まりかなと思います。

わたしたちは、何かのために何かを犠牲にしてきた

これまで、女性の人生は、選択を迫られる場面も多かったのではないかと思います。

結婚か仕事か

子どもか仕事か

女性らしい自分か男性みたいに働く自分か

その結果、何かのために何かを犠牲にしたり、手放したりしなければいけないこともあったのではないでしょうか?
現実的に、今、そこに直面している人もいるかもしれません。

私自身、30代で離婚した後、男性社員が9割という外資系保険会社で、朝から晩まで馬車馬のように働き、毎日外食、帰宅したら寝るだけの生活をしていた時期がありました。当時は、そのスピード感、達成感が心地よく、全速力で走るからこそ、見えた風景、感じられた風もありました。

ただ、懸命に走り続けながらも、時折ふと、人間らしい暮らしがしたいと思いました。

そして、そんな毎日を過ごした結果として、卵管に腫瘍が出来てしまい、卵管を切除する手術を受けました。

仕事のために、女性の自分を犠牲にした
仕事のために、人間らしい暮らしを犠牲にした

そんな経験でした。
そして
その思いから、今の自分の生き方と
女性のためのコミュニティRosa Mareで
実現したい思いが生まれました。

☆長くなったので続きは明日に~☆






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