False

わけもない愛憎引き連れて
なじみの道を選んで歩いた
誰もいないひみつの並木通り
プラスチックみたいなプライドを
燃やして残った空のがらんどう
映画みたいな恋がしたかった Story

まいっかって威張んないで 積み上げた夢のpile
投げ出したカケラ飲んで
傷ついた喉の奥を癒すように歌う

恥のない部屋でひとりきり
味気ない日々に甘んじてる
来世は華々しいスターダムへ
焦げくさく燻った自尊心
とめどない涙でかき消した
絶え間なく降り注ぐ雨のように

好かれようと愛想ふりまいて
甲斐性もなく疲れて帰った
ほんと何やってんだろって 自分が嫌いで

「明日」っていつだったっけ
疲れ切ったようなsmile
始まった夢と夢が
交差して頬を差してる
プライドに期待するのはもうやめよう

替えがたい日々を僕ら捨ててきたんだね
積み上がった欠片にすがることはないさ
ほら見つけたね 君だけの正解を
間違ってマジになって
出来上がった道が人生さ

恥のない部屋でひとりきり
味気ない日々に甘んじてた
どうせならこの命も
僕に預けてみようかな

混じりないこの澄んだ想いを
嫌いな声に乗せて叫ぼう
耐えられないほど恥ずかしいけれど
これがきっと僕なんだ

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