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「知と明日を織り合わせる時間」をコンセプトとして、読書会や対話の時間を開いたりコンテン…

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「知と明日を織り合わせる時間」をコンセプトとして、読書会や対話の時間を開いたりコンテンツを載せたりしています。 https://liber.community/ https://peatix.com/group/7196488/

最近の記事

今週の読書会のお知らせ(12/6-10)

 おはようございます。今週の読書会のお知らせです。  12月9日(日) 9:30からは「私にとっての今年の一冊。」です。 ■今週の読書会 ・12/6(水) 10:00-11:40 読みたい本を気ままに読む読書会。 ・12/8(金) 21:30-22:30 読みたい本を気ままに読む読書会。 ・12/9(土) 9:30-10:00 私にとっての今年の一冊。 ・12/9(土) 10:00-11:40 読みたい本を気ままに読む読書会。 ・12/10(日) 9:30-10:00 質問

    • 読書会の読書感想(11/28-12/3)

       参加者に任意でいただいた読書感想を掲載します。28日(火/午前)は2名、3日(日/午前)は10名、3日(日/夜)は3名の参加でした(主催者含む)。 11月28日(火/午前):読みたい本を気ままに読む読書会よしださん『労働の思想史 哲学者は働くことをどう考えてきたのか』中山元著  フランス革命あたりの哲学者の労働に関する考えが紹介されていました。それを紹介しつつ、著者の批判的思考も展開されています。  なんとなく、社会的な方向性とか革命による変革とか、そういう全体感も必要な

      • 私にとっての今年の一冊。 -フォームによる募集とイベントのお知らせ

         本はこうしている間にも発売され続けているのだろうし、今年を代表する本というのも選ばれたりしていることだと思います。  そんな中でも、私にとっての今年の一冊というのは、新しさとか有名さとかいうのとは違う意味があるのかもしれません。  今年読んだり手に取ったりした本を紹介し合えればと思いました。読みきった本でも気づいたら積読になっていた本でも、名著でも誰も知らないような本でも。読んだ感想や振り返って今思うことでもいいですし、来年こそは読むぞ!という宣言でもいいかもしれません。

        • 今週の読書会のお知らせ(11/28-12/3)

           おはようございます。今週の読書会のお知らせです。  12月3日(日) 9:30からは『ハンナ・アレント『人間の条件』のプロローグを一緒に読む会。』を開きます。前回の感想はこちらに掲載しています。 ■今週の読書会 ・11/28(火) 10:00-11:40 読みたい本を気ままに読む読書会。 ・12/3(日) 9:30-10:00 ハンナ・アレント『人間の条件』のプロローグを一緒に読む会。 ・12/3(日) 10:00-11:40 読みたい本を気ままに読む読書会。 ・12/3

        今週の読書会のお知らせ(12/6-10)

          読書会の読書感想(11/22-26)

           参加者に任意でいただいた読書感想を掲載します。22日(水/午前)は4名、24日(金/夜)は4名、25日(土/午前)は5名、26日(日/夜)は3名の参加でした(主催者含む)。 11月22日(水/午前):読みたい本を気ままに読む読書会よしださん『労働の思想史 哲学者は働くことをどう考えてきたのか』中山元著  今日はマルクスのところを読みました。  全体として、労働は衣食住の手段ではなく本来は人間としての目的であるのだという前提で論が進められています。どういうことかと解釈をする

          読書会の読書感想(11/22-26)

          今のところの方向感について。 -もしも読書会を有料にするとしたら

           11/19(日)の9:30〜10:00に「もしも読書会を有料にするとしたら。」という検討の会を開きました。この会の背景などはこちらに書いています。  参加いただいた方はありがとうございました。私が最初考えていた案とは90度くらい違う方向に話が向かい、開いて良かったと思っています。  ここでは、出た話や今考えているおおまかな方向感、今後について書いていきたいと思います。 前提の確認:有料化を決定しているわけではありません まず、改めてお伝えしなければいけない前提があるの

          今のところの方向感について。 -もしも読書会を有料にするとしたら

          ゆっくりとしかできないこと。 -読みたい本を気ままに読む読書会

           読書会では、感想の共有が終わったあと20分くらい会を開けたままにしています。なにか話し足りない・聞き足りないことがあった人は、残って話せればいいなと思っているからです。この時間はフリータイムなどと呼ばれており、参加は自由なので帰る人は帰ります。  先日の読書会のフリータイムでは、「読書会っていろんなものがありますよね」という話になりました。参加者の方の一人がいろんな形式のものを体験しているようでした。体験しているのは主に哲学・哲学書を扱うもののようでしたが、一つの形式とし

          ゆっくりとしかできないこと。 -読みたい本を気ままに読む読書会

          もしも読書会を有料にするとしたら。 #1

           いつも読書会にご参加などいただきありがとうございます。  今無料で行なっている読書会ですが、決してすぐに実施するわけではありませんが有料化の方法を検討しておいた方がいいのではないかと思っています。これまで無料で提供することを宣言したりもしていたので唐突に感じられる方もいると思います。ですので、ここではその背景をお伝えしたいと思います。  また、有料化の形式については、運営側だけで決めるのではなく、ご参加いただいている方やこのようなテーマに興味ある方にも参加いただけるイベ

          もしも読書会を有料にするとしたら。 #1

          とにかく乗り遅れないように。 ー質問「   」について考える時間

           「汽車」という言葉の確認から始まりました。汽車とは電車とは違うもの。そこまで厳密に定義などはされなかったけれど、住んでいる場所によってあの連結した車両に抱くイメージは違うように思いました。  都会に住んでいれば電車とは違ってゆったりと運行されるイメージのものが汽車だけれど、地方に住んでいれば電車だろうと汽車だろうと1時間に1本とかゆったりと運行されるもの。僕は地方から東京に出てきたし、北海道にもスキー合宿で行ったりしていたからどちらもイメージが湧きました。北海道では事前に

          とにかく乗り遅れないように。 ー質問「   」について考える時間

          理想の時間観。 ー質問「   」について考える時間

           いつも通り結論のようなものは出ませんでしたが、野生の猫と飼い猫とでは違うのではないかというのはおもしろかったです。飼い猫に「そろそろご飯のはずだ!」みたいなルーティンがあるのであれば時間を感じとっていると言えるのではないかと思いました。野生の猫はどうなのでしょうか。お腹がすいたからご飯を探すということであれば、いわゆる人間がいう時計的な時間というものとは距離がありそうです。  翻って人間のことについて考えてみると、主観的時間と客観的時間があるような気がするという話も出てき

          理想の時間観。 ー質問「   」について考える時間

          戦後20年と今から20年前。

           先日とある動画をみて興奮しながら驚きました。1966年の東京の映像なのですが、そこに映し出される家庭にはガスコンロと冷蔵庫と給湯器があったのです。  1966年といえば戦後20年しか経っていませんし、日本に特需をもたらした朝鮮戦争の開戦からはわずか15年程度です。ガスコンロがあるということは、ガス(おそらくLPガス?)の供給インフラが整っていたということです。焼け野原になってから、各家庭の生活に届くまでそれが整ったということに驚きました。冷蔵庫や給湯器というのも、それらを

          戦後20年と今から20年前。

          He that don’t want to worry comes near no haunted places.

          ---  読書会に参加していた方がカバー画像に使っていたものを掲載させていただきました。なにを書いているんだろうかとしばらく眺めてから聞いてみると、なるほど・いやいやと考えてしまいます。個人的には、人が験(げん)担ぎをするに至った背景みたいなものを感じました。(よしだ) --- ● 「君子、心霊スポットに近寄らず」(日本語訳) ● なぜ「君子、危うきに近寄らず」を変えたのか?ですが、これは引用です。一度は見た・聞いたことがあるであろう言葉を引用することによって、よりその言

          He that don’t want to worry comes near no haunted places.

          イベントのキャンセルルールを追加しましたのでお知らせします。 ・10分待っても参加者が来られない場合はキャンセルとする場合があります。 遅れて来られた場合、もしかしたらキャンセルになっている場合があるかもしれませんので、あらかじめご了承ください。 よろしくお願いいたします。

          イベントのキャンセルルールを追加しましたのでお知らせします。 ・10分待っても参加者が来られない場合はキャンセルとする場合があります。 遅れて来られた場合、もしかしたらキャンセルになっている場合があるかもしれませんので、あらかじめご了承ください。 よろしくお願いいたします。

          「最近気になっているテーマや本など。」について

           土日どちらかの午前9時半〜10時で開いている「最近気になっているテーマや本など。」について紹介させていただきます。オンラインで開いている無料の会です。 この会について 話してみたいこと・聞いてみたいことを参加者が持ち寄って話す雑談の時間です。話題は本や読書だけに限定せず、そのときに話題になっていることや参加者が個人的に気になっていることなど、幅広く持ち寄られます。 会の流れ午前9時半頃に始まります。遅れてくる人も比較的多いので、ある程度集まったところで始めます。 なに

          「最近気になっているテーマや本など。」について

          サイトをリニューアルしました。

           こんにちは、よしだです。このたびサイトをリニューアルしました。このサイトをどのように使っていきたいのか、あるいは使っていただきたいのか考えを書いていきたいと思います。サイトの紹介であると同時に、作って満足しそうになっているのであらためて私のなかで整理しておきたいという気持ちもあります。 なにかのきっかけで来てくれた人に知ってもらうこと まず、サイトをリニューアルしようと思った理由はここにありました。PeatixやSNSなどなんらかの経緯でアクセスしてくれた人に対して、この

          サイトをリニューアルしました。

          運がいいとか悪いとか人は時々口にするけど ー質問「   」について考える時間。

           たとえば飛行機が落ちるかどうかは乗客の努力や意思とは関係がないので「偶然」と呼ぶべきでしょう。そして、たまたま乗った飛行機が落ちれば「運が悪かった」と言うし、たまたまキャンセルした飛行機が落ちれば「運が良かった」と言うでしょう。  ではこのとき「運」の正体とはいったい何でしょう。考えれば考えるほど「いかなる実体もない」ように思えてきます。そうだとすると、そもそも運というものは実在せず、運が良いと思うのも悪いと思うのもナンセンスということになるかもしれません。  しかしそれで

          運がいいとか悪いとか人は時々口にするけど ー質問「   」について考える時間。