見出し画像

【読書記録】科学的根拠に基づく最高の勉強法

今回は『科学的根拠に基づく最高の勉強法(著:安川 康介)』を読んでみました。研究論文の紹介だけではなく、医者である著者が臨床医学という学問に膨大な時間を費やした実体験を踏まえた勉強法が紹介されています。


本書の中では科学的根拠に基づく効果の勉強がいくつか紹介されていますが、私がその中で実際に生活に取り入れてみて、もっとも効果を感じたなと思う勉強法がこちら!

白紙勉強法

効率的な勉強法の特長の1つに、勉強したことや覚えたいことを積極的に思い出す作業が重要だといわれています。そのため、学生時代の練習問題や小テストは定期的に習ったことを思い出そうとする作業として、実は効果の高い学習方法だったということも初めて知りました。

特に、手掛かりの少ない状態で思い出そうとする作業は、手掛かりのある状態(空欄問題など)で思い出すよりも学習効果が高いそうです。

そして!白紙勉強法は、何も書かれていない白紙に、学んだことを手掛かりなしにできる限り思い出して書いていく勉強法のため、記憶の定着に最適とのこと。

実際に白紙勉強法を取り入れてみた!

まず白紙勉強法と組みあわせてみたのが読書📚
ビジネス書等を中心に読むのが好きなのですが、Kindleのライブラリを振り返ってみると、「この本の重要なポイントはなんだったかな~」と思い出せない本が多々あります。

それを実感する度、「本を読んでいる意味あるのかな」「役立ってるのかな」と落ち込んでしまいます。

そこで!試しに白紙勉強法×読書で以下内容で実践してみました。
・章ごとに今読んだ内容を白紙に書き出してみる
・本を読み終わった後にポイントを白紙に書き出してみる

初めは記憶するためのポイント整理が下手で、全てを記憶しようとしてしまい、重要なポイントも思い出せない結果に。
しかし、何度か挑戦する度に「ここはポイントだな」と頭の中で整理しながら読むクセがつき、読んだ後に白紙にポイントを自分の言葉で書き出すことができるようになりました。

白紙勉強法はチラシ等の裏面でもいいそうですが、私の手元には白紙勉強法で使えるほどの紙を持っていなかったのでA4のコピー用紙を購入して使っています!

続けていくと、白紙勉強法×読書で読んだ本は、表紙を見るとどんな内容だったか、ポイントは何だったかを自然と思い出せるようになっていました。

「白紙に定期的に学んだこと、記憶したいことを思い出してただ書く!」
単純だからこそ取り入れやすいのも魅力の1つです。

「本は読んでいるけど内容を中々思い出せない…」と、せっかくの読書が役立てられていないなと感じている方に、ぜひ白紙勉強法×読書を挑戦してみて欲しいです。

また、『科学的根拠に基づく最高の勉強法』にはその他にも科学的に効果の高いといわれている勉強法が紹介されていますので、本書を手に取ってみてください😊



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?