刃を研ぐ必要はありませんか?
生産性と効率。
仕事をする上で、非常に重要な指標…。
多くの人が効率的に仕事をしようと思い、やることリストを作成する。
やりたいことの優先順位をつけ、効率を上げることで、確かに生産性はあがります。
生産性があがると、嬉しくなって、もっとたくさんリストを書き出します。
1週間先、
1ヶ月先、
半年先までリストを書き出したりします。
かつて、会社の役員室に勤務していた時の私は、1年先のリストまで書き出していました。
よし、これで完璧と思うのですが、仕事というのは、予想外のことが起きたり、外部からどうでもいい仕事の依頼がきたり…。
気がついたら、未完了のリストがどんどん増えていく。
この未完了のリストが厄介で、未完了は、いつしか『やれなかったリスト』となってしまい、自分ができたことよりも、できなかったことの方に意識が向き、自分の期待と、現実のギャップが、自分はできない人、能力がない人となり、自己肯定感が低くなるのです。
生産性をあげるために作成した、やることリストがいつしか、自分を苦しめる。
これって、少し休めというサインだったりする。人間は、永遠に生産性を上げ続けることは無理。休みを取らないとかえって生産性は落ちてしまう。
よくある例えで、のこぎりで何本も木を切っていると、いつしか刃こぼれして、木が切れなくなるという状態です。
最近、仕事に気分が乗らないあなた、頑張りすぎていませんか?
疲れていませんか?
刃こぼれしていませんか?
少し何もしない時間、休みをとりませんか?
刃を研ぐ必要はありませんか?
自己肯定感を低くして、自分を嫌いになるくらいなら、
休みを取ってリフレッシュ!
人生で最も大切なこと、それは 笑顔で心穏やかに生きること。これだけで、私たちは、人として価値がある。これだけで、私たちは、まわりの人に貢献でき、まわりの人を幸せにできる。