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組織改革について考えてみた
私は日頃、コーチングで、個人のマインドについて考えることが多い…。
若い頃は、優秀な組織に属すると、
個人も優秀になると思っていた。
確かにそういう側面もある。
しかし、結局、組織も個人の集まりだと思うと、個人のマインドは大切。
卵が先か、鶏が先かという話になりましたが、
久しぶりに組織改革について考えてみた。
組織改革をするためには、注意しないといけないことがある。
(個人的な経験をもとにした思いではありますが…。)
組織は生き物、組織の運営がうまくいかないから、
機械を修理するように部分的にいじってもよくならない。
ダメな組織には特有のきざしがある。
伸びている組織にも特有のきざしがある。
決定的にダメなのは、挨拶をしない、
冴えない社員がたくさんいるところはダメ。
その他注意しないといけないことは、
◎コピー機周りをきれいにする(裏紙が散乱したり、FAXが放置されている会社はダメ、仕事の仕組みができていない)
◎当たり前のことを徹底する
(これが、一番難しい)
◎質素な経営スタイル
(変に見栄をはる会社がある)
◎急成長の話は鵜呑みにしない
(自慢の多い会社は、顧客の満足を軽視している)
◎ベテランの退職に注意
(笑顔で黙って退職する社員のいる会社には未来はない)
◎厳しくて良い組織は顧客指向
(お金を出している人は誰なのか)
◎才能は環境と経験から育まれる
(上司は選べないが、人はめぐりあわせで成長できる)
◎体験と意志の欠如した行動は実態のない空っぽの行動である
(指示命令ばかりで仕事がうまくいくことは絶対にない)
◎人それぞれ都合と考えがある。もし、その考えを変えることができるとしたら、それは個人の気づき以外にない。
(考えや行動を変えるということは、自己否定であるから、人は自分にとってプラスになると思わない限り考えや行動を変えない。)
いろいろとポイントを書きましたが、
誰かの為に働くには、
まず自分と仲間のコンディションを整えることから始めること。
自分や仲間がイライラしていては、組織改革どころじゃない。
自分が楽しんでいないと、仲間も楽しめない。
人は楽しいところに、
人、モノ、金、情報が集まるから…。
いろいろと書いてみましたが、
実は、私も既に古い人間になっているのかもしれない。
昭和生まれの痛いおっさんにすぎない。
しかし、どんなに時代が変わろうとも、
変化しない本質はあると信じている…。
自分が大切にしたいものを力一杯大切にして生きる。
あり方で生きる。
笑顔で心穏やかに生きる。
人生で最も大切なこと、それは 笑顔で心穏やかに生きること。これだけで、私たちは、人として価値がある。これだけで、私たちは、まわりの人に貢献でき、まわりの人を幸せにできる。