本音を奏でる。 自分の直感と心に従う勇気…。
先日、一代で財を成した経営者は、自分の感覚を信じる。
二代目、三代目は、ロジックで判断して間違う…。
話の流れで、このような会話をしたときに、
これは、人生における大切なポイントだと感じた。
私たちは、
本音を奏で、
自分の直感と心に従う勇気を持って、
自分の進む道を選択しなければならない。
別に本音を奏でなくても生きていける。
ただ、本音を奏でていないと、
その代償として、
心が麻痺してしまう。
心が麻痺すると、
自分に対してではなく、
自分よりも立場の弱い人に、
正しいことを正しく言いすぎて、
相手の心を傷つけてしまう。
心が麻痺しているので、
相手の心を傷つけていることに、
1mmも気づいていないし、
反対に、
教育的指導をしたと思い込んでいる。
これは、
私自身の過去を振り返ってでの回想でもある。
本音を奏でないで、
心が麻痺すると、
心の矢印は、
自分自身でなく、
自分の外側に向けられるんだよね。
話は最初に戻して、
一代で財を成した経営者は、
自分の感覚を信じる。
二代目、三代目は、ロジックで判断して間違う…。
自分の感覚を信じる人は、
ワクワク感を伴った情熱に溢れていると思うのです。
だから人がついてくる。
ロジックで判断する人は、
ワクワク感や情熱を持つ代わりに、
ロジックの正しさを押し通そうとしているのではないか…。
そもそも、
ロジックって、
現状において、
顕在化されたことに対するものだから、
単純な損得勘定においては有効…。
しかし、
未来に向けた決断というか、
経営判断は、
不確定なことだから、
ロジックではうまくいかないのではないか…。
そこでは、
価値観・信念であり、
自分の感覚、
ワクワク感を伴った情熱が求められる。
決断とは、
今手にしているメリットを手放し、
未来のリスクを引き受けること…。
心が麻痺している状態ではできない。
人生で最も大切なこと、それは 笑顔で心穏やかに生きること。これだけで、私たちは、人として価値がある。これだけで、私たちは、まわりの人に貢献でき、まわりの人を幸せにできる。