いつかできたら、いいな、子どもとジップライン
夏になる前のとある日のこと。
ツインリンクもてぎに行った私は、わくわくしていた。
念願かなっての、ジップライン!
家族は口をそろえて
「そんな怖い物、乗りたくない」
と言って、付き合ってもらえず。
それでも1人で予約を取りに行き、
予約の時間になり、受付を済ませ、
装備を付けてもらい、説明も受け、
いざ、スタートデッキへ!
わーい、飛ぶぞー!
ドーーン!!!
雷がかなり近くに落ちた。
その後も、ゴロゴロと音が続き、
空が明滅し続けた。
「本日は落雷の危険が高いため
ジップラインは中止させていただきます」
と言うことで、敢え無くキャンセル。
命には代えられない・・・
と思いつつ、非常にがっかりした。
その後、ツインリンクもてぎに行く機会はなく、
ジップラインのことを思い出すこともなくなった。
そんなある日、
「ツインリンク、行こうよ!」
と、子どもが言い出した。
「そんなに、簡単に行けないんだよ」
と、私が言うのも聞かず、子どもは続けた。
「一緒に、ジップライン、しようね!!」
!
なんと!
昔、アスレチックで10mくらいの高さから飛ぶと
係員の方に肩を押されて
「いやーーーーーっ!
やめてくださいっ!!!」
と、礼儀正しく叫んで嫌がった子どもが
自らジップラインがしたいとは!
「そうだね、行こうね!」
と、約束した矢先、子供は足を怪我して、
当分、松葉杖での生活となり、
またしてもジップラインはお預けに・・・
でも、子どもと一緒にジップラインに並ぶ。
想像だけでも、わくわくしてくる。
いつか、できたらいいな、が、
ひとつ増えた。
<感謝の気持ち>
大変さん 様、まさしく、これですよ、これ!という画像、ありがとうございます。いつか、楽しみたいです。
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