占いに足を踏み入れたきっかけ。その3

やっと3に到達しました!すいません、長くて。
でもせっかく占いに出会えたきっかけを《自分のために》詳しく書いておきたくて!!←
付き合って頂いてる方、ほんとにすいません。
やっと占われます!
それでは、どうぞ☆!


ブースに入って先生は簡単な自己紹介と名刺をくださった。私の名前と生年月日を記入すると
《え!◯年生まれじゃ同い年だね〜!!》
と言ってくださったので、それだけで話しやすくなった。

そして『どうしたの?すごい迫力だったね…!』って。
受付から挨拶に至るまでの私の顔は相当やばかったらしい。


「ちょっとさっきあったことをこのまま持って帰れなくて、それでGoogle Mapで一番近い占いを調べたらここだったのですぐにタクシー乗って来たんですけど。」


『え?!行動力すごいね!!
そんな持って帰れないことってなにがあったの?』


実は…とさっきあったことを洗いざらい話した。
私の思う別れた理由についてと私のことも軽く触れた。極めつけはここでも


《連れてきたのが芋女だったの!!!怒》


だった(笑)


全部聞いてくれた先生の第一声は、


『ウケる!!!!芋女ってwwww』


だった。
先生は館内中に響きわたる爆笑をしていた。
私は怒るでも悲しくなるでもなかった。
取り繕って飾ってきれいな言葉を言われるでもなく盛大に笑ってくれた。そのときの私にはただただありがたかった。

かわいそうに、って言われたい訳ではなかったからだ。私も釣られてめちゃくちゃ笑った。
ひとしきり笑った後、先生はこう続けた。

『はぁ…笑いすぎちゃった、ごめんね!
最強だね、最強すぎるよりあんちゃん。
可愛い顔して言葉のチョイス最高だね!!
ちょっとその彼今どう思ってるか見ない??』

「みるみるみるみる!!
私黙ってたらいい線いってるってよく言われるの!
喋ったら終わりらしい!!!!」

食い気味に返事した。
先生はさらに笑ってた。
もうなにもかもが面白くなってきたのだ。
さっきまでぷんすかぷんぷんしていた私の7割くらいが一緒に笑ってくれたことで浄化されていく。


さっき私とタメだ、友達みたいって笑ってた顔とは打って変わって、先生は真剣にタロットカードを展開していく。
初めて目の前で見る光景に釘付けだった。
どんなに見てもカードの意味はなにひとつわからないし、これからなにを言われるのかもわからなかった。

『あー、でもね、りあんちゃんは絶対嘘って言うかもしれないけど…彼は本当に後悔してるみたい。
りあんちゃんを傷つけちゃったって思って今本当に後悔してるし自己嫌悪に陥ってる。
少し考えたら分かるはずだったし、言われたこともなにひとつ間違ってない。
なんてことしたんだろうって思ってるの。』


もちろん嘘だと思った。
でも、私の色々は抜きにして、この状況だけで考えても彼の行動を《私よりに見たら、彼よりに》擁護できる人はいるんだろうか。

『りあんちゃんは小動物みたいで、彼の《守りたいもの》だったんだね。
でもそれを自分が傷つけてしまったことに自分が傷ついてるんだよ、おかしいけど。』

と続けてくれた先生の言葉に少しピンときた。

確かに彼は出張が多かったけど、私が月一の体調不良のときの出張は、夜に必ず出前が届いた。
東京のど真ん中だしコンビニは真下、そして私は大人。
食べようと思えば作れるし買えるのに…?
って思ってた。

直接的にエサだけは欠かさない人だった。今思えば私のこと、小《動物》みたいに思っていた事もあったのかもしれないな…



半分そうかも…と先生の見た彼を信じて。
でも彼自身は疑い、、半信半疑ってこういうことなのかって勝手に納得した。
先生は私の気になることをどんどんみてくれた。



『その芋女って言ってた彼女のことさ、好きじゃないんだけどすごい押されて、まあ確かにりあんちゃんと別れて寂しいし…って付き合った感じにみえる!
そもそも好みじゃないんだけどって感じ。
芋女ちゃんは彼をめちゃくちゃ好きだけどねw

あれかな…カード的に彼女もしかして処女だったとか…』



「ありえる!!!!!」



出ていたカードは悪魔だった。
私もなんとなくそんな気がしてた。
彼はめちゃくちゃ性欲が強いタイプじゃないけど、まあ1ヶ月くらいあったら仮にも男女だしそうなるだろうって結構冷静に見積もってた自分がいた。

「実は芋女も私達とタメなのw財布おいてあって、見ちゃったw
そしたら名字も地元も私と一緒だったwwむりwww」

って言ったら先生はまた爆笑してた。
もうなにを話しても楽しかった。

『でもタメってあれだよね?仮にうちらが処女だとしてだよ?
付き合ったことない=年齢だとしたら…王子様だと思っちゃわない?!?』

「思うわ!!!思う!!!
もうそれはさ、すごいのに捕まったねって思うしかないよねw
それはマジどんまーい、げんまーい(ジョイマンネタ)じゃんww」

『ジョイマンうけるww
でもりあんちゃんが戻ってきてって言ったらこれ戻ってくると思うよ??』

と言ってくれたが私の中ではすっきり解決していた。
そこでふと気がついた。


その頃の私は下ネタが苦手だった。
処女とか処女じゃないとか性欲がどうとか、そういう夜の話は自分から一切したことなかった。
せいぜい愛方ちゃんの話や友達の話を聞くくらいで、自分のそういった話は一度もしてこなかった。


はしたないし触れちゃだめな部分だと思ってた。

しかも相手は初対面、占いというツールを使いこなす怪しい人(怪しさの欠片もなかったが)。
そして私はそれだけでなく、自分のことをペラペラと話している。なんだこの不思議な感覚。


私の色々をしってるのは本当に限られた人達だけだった。
全員の理解を得られると思っていない分、どこから絡まって解れてしまうかわからないからだ。


1時間ちょっとの時間話を聞いてもらって占ってもらって7割すっきりした帰り道、ずっとそんなことを考えていた。


正直今も芋女が処女だったのかどうなのか、彼はどういう気持だったのかはわからない。聞いてないから。
戻ってきてほしいとも私は思わなかったけど、暇だったからちょっかいは出して何度かご飯だけいったりした。


なにが正解で何が間違ってたのかは謎のままだけど、もうそんなことはどうでもよかった。
でもそれ以上に私をあそこまで裸にしてしまう先生と、占いというものがすごいって思った。



そう、私には数々の失敗がある。
こんなに笑える失敗も、めちゃくちゃ泣ける失敗も、時効だと思っている話も、いじめも職場鬱も、複数恋愛も、夜のお仕事も。


私が起こした私だけの大切な失敗と経験を武器に占いを装備できたら…誰かのなにかのヒントになることはできるんじゃないかな…って。




その日から1ヶ月後にはタロットカードを買って勉強していたし、何度か占い館に行っては自分のことやタロットのことを教えてもらったり…
どんどん占い沼に自らのめり込んでいって、ズブズブズブと気づけば今ここです(笑)



なによりこのきっかけをくれたのは元彼でした。
なので、あんな別れ方をしても私には最後まで意味のあったお付き合いでしたし、お別れでした。


いつか占いだけで食べていけるようになったらそのときは《なんかあったときの連絡》をして、素直にお礼を言いたいなって思っています☆
元彼よ、連絡を震えて待て!!!←



ありがたいことにメルカリでは100人を超える方を鑑定させてもらい、周囲に言えない・反対される恋愛や家庭環境のお話や、複雑複数恋愛、離婚などお話していただいて、感謝しています。


あえてメルカリでは顔出し配信をしてたんですが、どこから沸いて出たのかわからない私に色々なお話をしてくださって本当にびっくりで、頭の上がらない思いでした。


きっと占い師さんから鑑定を1度でも受けたことがある方は私と同じような、直感でお話できる人を選んでスルスルっと自分のことをお話できちゃう…っていう体験を少なからずしているのかなって思います。


なので私も惜しみなくお話できる内容はお話してますし、お話の内容によって自分の経験談も交えてカードのアドバイスや選択肢をお伝えしています。


今回のきっかけについても、どういうやつがやってんのかっていうのを知ってもらうものになったらいいなって思って書いてみました。実は!本当はね!!ふふ。



最近はメルカリのときからの人に加えて、Twitterで初めましての方がいらっしゃってくれるので本当に嬉しいです。信頼に応えられるように頑張らないと!と思わせて頂いてます…!
ありがとうございます♡!

めちゃくちゃ長くなっちゃったし、感謝述べ始めたらどこで終わろうかわからなくなってきちゃったので終わりますね!!!(唐突)



私の《占いに足を踏み入れたきっかけ》でした🌸
読んでくださった方、ありがとうございましたあああ😭😭

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