モヤモヤ、この感情の行方 ♯5

一日の仕事の終わりに、私たち夫婦に余裕があれば愛犬を連れて夜の住宅街を散歩する。

散歩中は仕事の話しとか、今日あった出来事、嬉しかったこととか、嫌だった感情をパートナーである旦那に吐き出すのだ。

最近は仕事や会社のことでモヤモヤすることが多い。最近というか何年もキャリアに彷徨い続けている。

第二新卒で入った今の会社も働き始めて5年が経とうとしている。「ポテンシャルはあるよ」って言われて何年経つんだろう。そろそろポテンシャル枠でいられる年齢でもなくなった。

わたし的には自由に、誰かの後ろにくっついて、ちゃんと結果を出していれば◎だったのだが、そうも言ってられなくなってしまった感じはある。

周りの同僚は異動したり、昇格したり、辞めていったり。どんどん置いてかれている気がしてしまうのだ。かと言って「やりたいことは何？」「どうなりたいの？」って聞かれると本当にわからない。

希望する部署もないし、昇格したいとも思わない（昇給はしたいし、ちゃんと仕事はしたい）。そのくせ自分に変化がないと不服なのだ。

そんな我儘な感情がずっとループし続けたまま、時間が過ぎていく。だから、誰かにこのモヤモヤをずっと「うん、うん」って頷いて聞いてほしい。でもね、意見は求めてないの。

電車でたまたま隣になった、もう二度と出会うことのないであろう、スマホにゾッコンな金髪ギャルに話しを聞いてもらって、ひたすらに「お姉さんいいねー！最高だよ」って励ましてもらってバイバイするくらいが丁度よいのかも。そしたらこのモヤモヤもはれる気がする。

そういえば、今朝のニュースで今週末には梅雨明けしますよーってお天気お兄さんが話してたっけ。梅雨と一緒に私のもやっとした感情も一緒にはれてくれれば良いのになー。