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ここは今から倫理です。3巻

はじめまして。アカウントは昔からあったんですけど、なかなか書けずに見る専でした笑笑 

さて今回は何をアウトプットしようかと言うと、最近僕がハマっている「ここは今から倫理です。」という漫画について色々深掘りしていければいいなー、って思ってます。

まずこの漫画を知らない人に簡単に説明すると、高校の倫理学教師が生徒たちに語りかけ、寄り添いながら、生き方を問っていく物語です。

3巻から買ったのですが、もともとはピッコ◯という某漫画アプリで無料をコツコツ読んでたんですけど、遂に有料の話まで突入してしまい、話も気になったので手に取ってみました。
前置きが長くなりましたが、僕の気に入った話からかいつまんで話していきます。

(ネタバレ避けたい人はこの先注意!!!)

12話:セミの声

この話が個人的に一番心に響きました。

頭脳明晰、スポーツ万能、友だちもいる。しかし、家では一言、二言は喋るが、それ以外はまったく喋らない曽我くん。最後は倫理学教師の高柳との“対話”の中で、「二分の一」と喋りますが、彼がなんで喋らないのかこの話では霧に隠れたままでした。
では何故喋らないのか。僕は、何も考えずに我々が発している言葉がどれほど身勝手で、人や物を傷つけているかを気づいているからじゃないかと考えます。まあ個人的で厨ニ病的な意見ですけど…。例えば、

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「あーもぉ セミ まじうるっさい!」
「ほんと ほんと 暑苦しー イライラする!」
「苦手なんだよね セミの声」
「わかるー 早く 死んでくれ」  (p61から)

何気なく発した自身の言葉が、知らず知らずのうちに傷を作ってしまう事があるよ!と筆者は伝えたいのでしょうか?

現代の社会を見てもネットの中も外も誹謗中傷だらけで、僕も気付かずに何処かの誰かを傷つけているかも知れません。それが怖くて、曽我くんは喋らないのではないかと考えました。
しかし、傷つけるのを恐れないで他人と議論する事も大事なのではないでしょうか。
漫画内でも高柳は、

「哲学の祖 ソクラテスは ひとつも文字や文章を残していません 残したのは “対話”…」

と言っています。

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どう思いますか?
是非皆さんの意見をお聞かせください(^^)





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