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手術翌日思うこと

2024年4月18日(木)
手術を終えてまるっと1日が過ぎた。

間も無く消灯。今夜はしっかり寝たい。

手術の後、16:00に手術室で起こされそのベットのまま病室まで運ばれた。入院しているフロアーに着くと母が待ち構えていた。
ドラマみたい!そのまま病室まで着いてきたが私は喉がガラガラで話が出来なかったのですぐ帰ってもらった。

水が飲みたいが21:00を過ぎるまで難しいらしい。そこから私の長い長い夜がはじまった。
もう2度と入院手術することはないがだからこその備忘として残しておこうと思う。

▼痛み
傷の痛みはあって当然と覚悟をしていた。だからなのか痛み止めのせいか分からないが、思った程痛みを感じない。看護婦さんにこれから先どんどん痛くなってくるのか確認したほど。1日経った今でもかなり酷めの筋肉痛の感覚、ドレインの入っている所がたまにチクっとする程度。決して全く痛くない訳ではなく違和感があるが痛み止めを飲まずに済んでいる。私は主治医の腕が良かったとおもっている♡

一方で昨夜は別の痛みに悩まされた。腰痛だ。
14時から翌朝の8時頃まで18時間もの間仰向き。キツイ!さらに私の寝入り姿勢は左下横向き。これが定番のスタイル!出来なかった(笑) 当たり前か。マットレスが低反発で身体がしずむのが原因と考え、腰下にバスタオルを何枚も敷いてもらったり膝を立てたり、右側を下にしたりしたがどれも改善にはならず、結果的に10分寝たかどうかだった。「え、こっちの痛みー?聞いてない」だった(笑) 朝には背中、肩、首、頭まで痛くなり参った。

横向きスタイルで生きてきた寝たきりのご老人は辛い事が言えてないのかなぁ…なんて考えたりもした。

あと、麻酔の特徴かどうかも分からないが目覚めた後で爽快感というかしっかり寝た感覚が残り、眠気が全く起きなかったことも長い夜に拍車をかけた。

▼病室
最悪手術日前後だけでも個室にすればよかったと思った。お化けが出たら怖い、話し相手が欲しいなって安易な理由で4人部屋を選択し、そこそこいいい距離感の話相手が出来て良かったが、手術直後は気を使うことになった。下に書く「音問題」を病室選択時に軽く教えてくれていたら迷わず個室にしたのにとおもった。

▼音
まず、手術直後から両足に寝たきりによる血栓予防のため気持ちいいマッサージポンプ?が巻かれる。その音が規則的でそこそこやかましい。気になる他人様は眠れないだろう。あとナースコール。ボタンを押すとこちらの部屋にも響いてしまう。音は向こうにだけ鳴るのがあれば売れるんじゃないか?とか考えた。看護婦さんは夜中でも40分に1度ぐらいのレベルで看護くださり私は鳴らす必要もなかったが、これは気になるなと思った。

▼尿道への管
これは初体験。違和感を感じながらも、管が入った状態で病室に運ばれていることを知らないので「トイレに行きたいです」と申し出た「あ、ちょっと待ってね!管を調整するね」そこで初めてその存在を知った。あのなんともいえない感覚は不思議だった。

▼命の水
入院当日仕入れた"吸い飲み"に予め水を入れ冷蔵庫に仕込んでおいた。もう喉がカラッから「LIAさん水飲みますか?」の"ま"あたりで「飲みます」と食いぎみに返事をした自分に笑えた。看護婦さんに手渡されると喉を鳴らして飲んだ。でおかわりまで要求。そもそも吸い飲みが小さすぎるもんだい勃発!

この1日だけでもどれだけの初めてがあっただろう。いろんな経験をさせてもらっている。

長い長~い夜はこうして過ごし
なんとか朝をむかえた。



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