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海外生活6年間の手紙交換

人が人生の中で織りなす色は、たくさんある。
明るい色、鮮やかな色、曇った色、暗い色。
透き通った色、眩しい色。濁った色、淡い色。


人の色が自分の色と近くて
共鳴したり、感動したりすることもあれば
自分の色との違いのギャップに
その良さや深みを受け入れられない時もある。

でも、人生の色に善し悪しはなくて
きっとどんな色も一つの作品にとって
必要不可欠な色。

絵を描き終わった最後の日に
曇って、濁って、暗い色は
その絵に、より立体感を持たせるために、
光らせ、魅力的にするために
とても大切な役割を持っていたと気づくはず。

"だから今、自分の持っている色が
好きじゃないなぁとか、
暗いなぁって思っていても大丈夫なんだ"

輝いて遠くに感じてしまっていた友人との
アメリカに来てから続けていた
6年間の何枚もの手紙を
ゆっくり読み返して感じたこと。

大人になった私たちはいつも同じわけじゃない。
結婚してたり、していなかったり
子供がいたり、いなかったり。
進めていたり、立ち止まっていたり。


人生のステージが違うから
もう前のような関係でいられないのではなくて
どんな時でも心を開いていれば、
たくさんの愛情に気づけると教えてくれた。
"実際に本当に孤独な人はあまりいないよね"って


そして、太陽のように明るい笑顔と
女神のように大きく優しい愛を持って
ファイターのように地道に泥臭く
前へ、前へ進み、道を切り拓いた彼女を
私は心から尊敬し、応援してる😌


人生の中で、そんな友人に出会えた事は
とっても幸せなこと。


人はもっと幸せに敏感で、
不幸に鈍感であっていい😌





だって私たちはみんな、





今も昔もリハーサルのないステージに立ちながら
大きなキャンバスに絵を描き続けているのだから。


私は今、何色の筆を持って
どこの絵を描いているんだろう?