哲学との出逢い

初めて哲学書を読んだのは大学生時で、プラトン著『ソクラテス弁明』だった記憶がある。
(ソフィストを完全論破する「無知の知」について書いてある書です)

ただきっかけは何だったか思い出してみると高校時代まで遡る。

地元を離れ、やりたいことを全部捨てて寮で勉学に励んでいたもののストレスが酷く、フルベットしていた勉強が全く手に付かなくなってしまっていた。何をやってもうまくいかず人知れず毎晩泣いていたことが思い出される。

ある日、図書室行くと誰にも借りられた形跡の無い本を発見した。すごく薄い本で高校生が読むような本ではなかったが哲学者や偉人の名言に学ぼうって感じの内容だった。
当時の自分にとってその本だけが自分の味方だったし、強く生きることを教えてくれた。

あの時一冊に感謝。

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