なんでnoteはじめたんですか

本家でなんかあったんスか？（トシオ）

こんにちは。
井上（文章担当）と申します。
古くから生きているインターネッターとして、テキストサイトとかでほそぼそと文章を書いています。

投稿が小説ばかりだといろいろもたない時が来ているので、創作にまつわる雑記的なものも交えていこうという試みです。

まずは、このnoteをはじめた経緯から。
少し前にフミヨモギ氏（イラスト担当）らを交えて場末の居酒屋で酒を飲んでいたとき、

「BIGになりてえなあ」
「BIGになりたいっすね」

などというインターネット最底辺層でくすぶる野郎どもボトムズ定番のしょうもない話になり、

「せっかくなんで一緒になんかやるかあ～」
「いいっすね」
「どこでやろう？」
「どことなくオシャレな感じがするnoteっすかね。よく知らんけど」

……という流れで生まれたのがここです。
あらためて書いてみると、マジでなんの変哲も感動もない誕生秘話だったぜ！

そして、やってみるとnoteはこう、なんというか……
「人の役に立つことを書いて売って金を稼ぐ」みたいな風潮というか、意識高い上昇志向つよつよ人が集まってる感があるので、俺たちの志すモラトリアム混じりのおちゃらけ創作活動はかなり浮いているような気がしないでもないですが……あとの祭りだったぜ！

うまいこと意気投合した……というと響きがいいですが、そんな大層なものですらなく。
まあでも、お互いプロのクリエイターというほどゴリゴリに創作しているわけでもないし、それなりのアマチュアリズムに甘え、創作にかける情熱や意欲がとりわけすさまじいわけでもなく、ほっとくとマジでとことん書かない（描かない）ってのは共通してますね。
自分たちのことながら、書いてて心配になってきた。
大丈夫か？

いったんはじめた以上はあんまり放置しすぎんように、でも無理のない範囲でうまいこと自分たちの中でくすぶる承認欲求をほどよく満たしていこうや……という大人のスタンスでやっていきます。
大人になるということは、そう、自己の承認欲求とうまく向き合うことだからね……。

過去作品の使い回しとか焼き直しも、臆面なく公開していく予定です。
古くから俺の文章など読んでくれてる奇特な人々にはちょっと申し訳ないですけれども。

いや、でもね。
俺のことはともかくとして、フミヨモギ氏はもっと世間に知られてほしいんですよ。
あらためて言うまでもないですが……氏のイラスト、いいですよね？　きちんとした世界とこだわりがあって、唯一無二のものだと思います。

それもそのはず。
その昔、TYPE MOONエースという雑誌にカードゲームが付録になっていたことがあり、それ欲しさに一冊だけ買ったことがあるんですが……そこにゲストイラストレーターとしてアインツベルン母娘のイラストを寄稿していたほどの人なんですよ。
今では我々の周囲でDbD2000時間プレイヤーとして有名になっていますが……すごい人なんですよ。ほんとに！

月間コンプティーク2014年3月号増刊「タイプムーンエース」より
左隣のページには石田あきら先生のどエロいライダーのイラストが並んでいる

今でこそDbDでひたすら手斧を投げまくる異形のサーヴァント生活を送るフミヨモギ氏ですが……まかり間違えば今をときめくFGOで概念礼装のイラストとかをばーんと描いていたやもしれず、そうなれば俺は場末の酒場で中ジョッキという名の聖杯片手に泥酔しながら、
「俺ぁ、あの天下のフミヨモギさんに……イラスト描いてもらってたんだぜぇ……ひっく……」
「はいはい、わかったから……井上さん、もう看板だよ」
という定番のやつをやれた未来があったのかもしれないのです。

偶然買った雑誌に氏のイラストがたまたま載っていて、後日たまたま知り合いになり、創作活動をともにするというのも、今思えばなにかしら運命めいたものを感じます。……感じたことにしておきます。

そんなわけで、応援よろしくお願いしまーす。
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